信州イスラーム世界勉強会12月例会は、 「〈満蒙開拓〉をアジア東西ないし欧亜の視野で考えなおす」 です。

信州イスラーム世界勉強会

2018年11月25日 16:24

信州イスラーム世界勉強会12月例会は、ラウンドテーブル「〈満蒙開拓〉をアジア東西
ないし欧亜の視野で考えなおす」
です。信州人には身近な話題である「満蒙開拓」を、
世界史的な視野で見直してみようという試みです。全国から関心を待つ方々がラウンドテーブルを囲みます。注意深い聞き手として、また自由な発話者として試みに立ち会ってみませんか。
いつものように、事前予約不要のどなたでも参加ができる勉強会です。どうぞお見逃しなく。


1930年代の同時期に、一方で「満蒙開拓」の名による満州への移民送り出しと、他方、ナチズムとシオニズムが手を組んでパレスチナへのユダヤ人移民送り出しとが、それぞれ大規模に展開されました。アジアの東と西とでの、これら二つの動きを見比べる、これまでなぜか見落とされてきた試みへの着手に、立ち会ってみませんか。今回は、まず「西」のほうから「東」を見て、どのような着眼点が浮かんでくるか、それをめぐって対話しあうことになります。全国各地から関心をもつ方々の参加を得て、実りある発見を分かち合うことができるよう希望しています。ラウンドテーブルを幾重にも囲む市民と研究者とが、自由な発話者として、あるいは注意深い聴き手として。ともに多くのヒントを引き出そうではありませんか。

信州イスラーム世界勉強会 代表 板垣 雄三


と き:12月15日(土) 13:30~16:30
ところ:松本市勤労者福祉センター大会議室
       長野県松本市中央4丁目7-26 (イオンモール東松本南側)
       JR松本駅「お城口」より徒歩15分
参加費:一般1,000円 学生・院生 500円


コーディネーター:
上條宏之(信州大名誉教授)・板垣雄三(東京大名誉教授・本会代表)

問題提起:
臼杵陽(日本女子大教授、パレスチナ・イスラエル)/森まり子(跡見学園女子大教授、シオニズム)/
長沼宗昭(元 日大教授、ヨーロッパのユダヤ人差別・棄民)/芝健介(東京女子大名誉教授、ナチズム)/小川幸司(長野県高校教員、世界史批評)

対 応 者:
本島和人/齊藤俊江/原英章(以上、飯田市歴史研究所調査研究員)/
伊藤純郎(筑波大教授、日本近代史・歴史教育学)/大日方悦夫(元 長野県立高校長、分村移民拒否の
思想)/小島庸平(東京大講師、社会経済史)/小林信介(金沢大准教授、経済史)/玉野井麻利子
(UCLA教授、人類学)/安岡健一(大阪大准教授、農業史・移民史)
                                           (敬称略)
主  催:信州イスラーム世界勉強会
問合先:信州イスラーム世界勉強会事務局
       松本市埋橋1-8-7 アルプスシャツ(株)内
       TEL 0263-50-5514 (平日の営業時間内の対応となります。)
       e-mail  info@shinshu-islam.com

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