2020年09月12日 14:00
トルコ観光をした人は、トルコ(首都はアンカラ、しかし)最大都市イスタンブル(昔はコンスタンティノープルとも呼ばれた)で、きっと訪れたはずのアヤソフィアの印象は鮮明なはず。トルコ旅行はまだ、という人もそのイメージは思い浮かぶのではないか。これまでは博物館だったアヤソフィアが最近マスジド(イスラームの礼拝堂、最近は「モスク」というヨーロッパなまりの語は昔ほど使われなくなった)に戻った。広くイスラーム世界のマスジドの中で、アヤソフィアはその風格も歴史も断然別格だ。
「イスラムが生んだ美しく壮麗な…」というが、アヤソフィアの場合は簡単にそうとばかりは言えない。イスラーム文明は古代のオリエント世界そしてギリシア・ローマの遺産を受け継ぐものであり、アヤソフィアはまさしくそのような歴史伝統が産み出したものだからだ。
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本文内容のご紹介
◆ アヤソフィアの歴史的起源
◆ アヤソフィアの歴史的変遷・変貌
◆ アヤソフィアが象徴するトルコの現在
◆ ジャーミイ兼博物館としてのアヤソフィアが意味すること