信州イスラーム世界勉強会e-定例会第9弾は、役重善洋大阪経済法科大学客員研究員の矢内原忠雄とキリスト教シオニズムです!

信州イスラーム世界勉強会

2020年10月02日 16:29

信州イスラーム世界勉強会e-定例会第9弾は、役重善洋大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員の、矢内原忠雄とキリスト教シオニズム~二つの入植型植民地主義を通じて考える~です。

井口喜源治の「研成義塾跡」の碑を何故矢内原忠雄が揮毫したのか?信州と矢内原忠雄、満蒙開拓団とシオニズム・「二つの入植型植民地」が響きあいます。秋の夜長にお楽しみください。

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矢内原忠雄とキリスト教シオニズム
        ~二つの入植型植民地主義を通じて考える~
  
1.はじめに
2.米国における脱シオニズム化と非欧米地域における
                    シオニズム化
3.矢内原忠雄における信仰と学問
4.内村鑑三の再臨信仰とシオニズム観からの影響
5.矢内原忠雄の再臨信仰とシオニズム論
6.矢内原の植民政策論と民族問題
7.矢内原忠雄と満州移民
8.矢内原忠雄における藤井武の影響、信仰と実践の関係
9.終わりに

 写真は矢内原忠雄、1922年、ベルリン
(出典:「矢内原忠雄全集」第28巻 口絵)




定例会講師(筆者)プロフィール

役重善洋大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員

1971年生まれ。1991年より大阪在住。人間・環境学博士。現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、京都大学人間・環境学研究科人文学連携研究者、同志社大学人文科学研究所嘱託研究員、敬愛大学非常勤講師、など。主要著書に『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム:内村鑑三・矢内原忠雄・中田重治におけるナショナリズムと世界認識』(インパクト出版会、2018年)、主要論文に「矢内原忠雄における再臨信仰と植民政策研究」『キリスト教史学』71集(2017年)など。

 

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