アジア経済研究所が中東域内政治に関する「専門講座」を開催 講座名「中東域内政治の新展開」

信州イスラーム世界勉強会

2016年10月20日 09:19

アジア経済研究所が中東域内政治に関する「専門講座」を開催

講座名: 中東域内政治の新展開?? イラン・トルコ・サウジの視点から
開催日時: 11月4日(金)14時30分~17時05分(開場は14時00分)
開催場所: ジェトロ赤坂本部5階 展示場
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/161104.html

先着200名(入場無料)ですので、ご参加を希望される皆様は上記URLをクリックのう
えぜひお早めにお申し込みください。


同講座の「趣旨説明」
9.11米国同時多発テロから15年目の今年、米国では第45代大統領を選出する選挙が
大詰めを迎え、欧州を巻き込みながら激動を続ける中東情勢も,また再び新たな段階に
入ろうとしています。本講演会では中東情勢を理解するための最も重要な要件でありながら,
日本では正面から取り上げられることの少ない中東の域内国際関係を各国の専門家が整理し、
今後数年間の見取り図を得ることを目的とします。
2011年初頭からの「アラブの春」を経た現在、中東域内の主要なアクターは大きく
様変わりしており、それはイラン、トルコ、サウジアラビアの三カ国であるとみられます。
米国の新大統領が最初に取り組むべき最大の課題のひとつはシリア問題でありますが、
この三国はシリアに関してそれぞれ異なる利害を有しています。
さらにこれら三カ国間の相互の二国間関係はそれぞれ錯綜しており、一国からのみの
視点では到底バランスのとれた理解に至ることは難しいです。そこで本講演会では
上記三カ国の専門家が幾つかの共通の設問について.それぞれの国の立場からの回答を試み、
最後の質疑応答および討論の時間に,中東政治の今後数年間の展望に至ることができれば
幸いと考えます。

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