2023/10/07
10月は催し物も拝シーズン!
板垣代表から、≪あまり学術的・専門的なものは除けて、勉強会に相応しいものを4点選びました。いずれも、オンラインで参加可能なものです。≫とご紹介いただきました。詳細・お申し込みは、勉強会のサブブログ「イベントニュース」から
Ⅰ 公開ワークショップ 「モロッコ地震報告会」
日 時:2023年10月10日(火)18:30~20:00
場 所:上智大学2号館7階730号室・オンライン併用のハイフレックス形式で開催
主 催:上智大学イスラーム地域研究所(SIAS)
【趣 旨】
9月8日にモロッコが大地震に見舞われてから1ヵ月が経とうとしています。この地震の被災地が山岳地帯に集中していること、また地震活動の比較的少ない場所で古い構造の建物が多いことから、地震直後の救助活動だけでなく復興作業にも遅れが生じています。本公開ワークショップでは、モロッコを専門とする各分野の専門家の分析をもとに、地震によって見えてきたモロッコが抱える課題や復興への道筋を読み解いていきます。
Ⅱ ムサーワー×東京大学共同企画「ジェンダー平等とイスラーム」
Musawah×The University of Tokyo "Gender Equality & Islam"
日 時:2023年10月19日(木)17:00-19:00
場 所:オンライン(参加費無料、要事前登録)
詳 細:https://islam-gender.jp/news/394.html
主 催:主催者:カルティカ・ダイアナ(東京大学准教授)
共 催:イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究
東京大学持続的平和研究センター(RCSP)、グローバル地域研究機構(IAGS)
使用言語:英語(質問等は日本語でもOKです)
【趣 旨】
「ムサーワー(アラビア語で「平等」の意)」は、2009年にマレーシアで発足した団体で、ムスリムの家族に平等と公正をもたらすことを目指して活動しています。社会活動家や研究者、政治家らが参加し、地域的にも東南アジアや中東のほか、欧米などに広がるグローバルな動きとなっています。この度、ムサーワーのメンバーが刊行した
『ムスリムの結婚における公正と美——平等に基づく倫理と法を目指して』 (Justiceand Beauty in Muslim Marriage: Toward Egalitarian Ethics and Laws)
をもとに、ムサーワーの活動とそれを支えるものについて、編著者のムルキー・シャルマーニーさんとズィーバー・ミール=ホセイニーさんを中心にお話をうかがう機会を持てることになりました。皆さまどうぞふるってご参加ください。
Ⅲ,石油危機から50年 ー日本と中東の新たな関係構築ー
日 時: 2023年10月30日(月)10:00~12:30
場 所: ハイブリッド形式
【対面会場】経団連会館2階経団連ホール北(先着120名様)
住所 東京都千代田区大手町1-3-2言 語: 日本語、英語(逐次通訳)
主 催:早稲田大学 カタールチェアーチーム
参加登録:https://forms.gle/KBsdBtXQbWvrSFaD6
【趣 旨】
今から50年前の1973年起こった「石油危機」、石油資源を輸入に依存していた日本は深刻な石油不足に直面したことで、中東産油国との関係構築に一層力を入れるようになりました。それ以来、日本と中東の関係は大きく発展し、現在では様々な分野にわたって広がっています。ただし、エネルギー分野は、依然両国の関係の支柱となっています。カタールチェアとJIME-IEEJの共催による本国際シンポジウムでは、過去50年の振り返りと、今後50年にわたるエネルギー分野を通じた日本と中東の新しい関係について議論します。
Ⅳ. 第1回シンポジウム「東の果てのイスラーム」
https://institute.tokyocamii.org/symposium/
日 時:令和5年11月3日 ~ 11月5日
場 所:東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
東京都渋谷区大山町1-19
主 催:(一財)東京ジャーミイ文書館 事務局
参加申込:https://forms.gle/fyBwH1SQL36ezym36
2021/11/09
板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表からのご案内です。(文中の下線部分をクリックすると、それぞれのWEBページにジャンプします。)

堀尾輝久 東京大学名誉教授「地中海地域比較教育学会(MESCE)基調講演で話したこと」の舞台だったチュニジア、そして、講演の締め括りに講師が独唱し会場でハミングが拡がったプロテスト・シンガー ジャン・フェラの歌曲、これらの話題に結びつく情報です。
チュニジアが生んだ希望の歌姫、シンガー・ソングライターのエメルが初来日。11月下旬から12月上旬にかけてのジャパン・ツアーでは、12月2日松本市キッセイ文化ホールで、12月3日長野市ホクト文化ホールで、公演があり、そのチケットが売られています。
民音の公演案内は、以下のURLから見ることができます。
https://www.min-on.or.jp/play/detail_190131_.html
エメルEmel(アラビア語名は、アーマール・アルマスルースィー آمال المثلوثي)のWiki日本語解説:
社会的・政治的に自立したアラブ女性として、ジョーン・バエズやボブ・ディランの影響を受けとめつつアラブの歌唱を電子音的にもワールド・ミュージックへと拡げた彼女の音楽は、アラブ歌手としてウンム・クルスームやファイローズの新時代像であるばかりか、芸術を反戦平和・公民権・非暴力・死刑廃止・人道法と多様性の擁護・環境共生の活動と結び付ける存在です。
以下に、ユーチューブ上の彼女の最近の歌曲の3例を挙げるので、視聴してみてください。
Naci en Palestina(わたしはパレスチナ生まれ[スペイン語])2021年6月
Holm(夢[アラビア語])2020年
Everywhere We Looked Was Burning(世界中、眺める処どこも、炎上中だった)2020年
2019年5月 本勉強会で「チュニジアの民主化」の講演をして下さった鹿島正裕 金沢大学名誉教授が新書版の『民主的アラブ国への道—チュニジア近現代史とブルギバ』、第三書館、2021年8月1日発行(定価1200円+税)の新著を刊行されました。
また、信州イスラーム世界勉強会の誕生より41年先立つオイルショック直後、日本で全国唯一の先進例として生まれた長野アラブ友好協会(会長:加藤静一〔当時〕信州大学学長[ご専門は西洋医学の源流アラブ医学とも因縁深い眼科学])が代表団を派遣した先が、チュニジアだったことも、今あらためて想起されることです。
(板垣雄三 記)
2016/10/24
アフガニスタン音楽ユニット「ちゃるぱーさ」ライブのお知らせです。
★2016.10.27(木)ちゃるぱーさ・オーケストラ7人編成@西荻窪・音や金時
佐藤圭一(ラバーブ)とやぎちさと(歌と太鼓)に加え、
寺原太郎(バンスリ)荻野和夫(アルモニア)立岩潤三(タブラ)
ヨルダンマルコフ(ガドゥルカ)佐藤美由紀(歌)が参加して
アフガニスタン音楽を演奏します!
大胆な編曲でアフガン音楽の可能性をさらに広げていきます。
当日はバンマス佐藤圭一の誕生日。ちゃるぱーさの新しい展開にご期待下さい。
18:30開場、19:30開演 チャージ2,700円
杉並区西荻北2-2-14 喜志コーポB1 TEL:03-5382-2020
ご予約は受けておりませんので直接ご来場下さい。
https://www.facebook.com/events/1816774788533963/
★2016.10.29(土)愛媛県西予市・野村支所
★2016.11.24(木)@西荻窪・音や金時
佐藤圭一(ラバーブ)やぎちさと(歌と太鼓)
荻野仁子(歌とウード)寺原太郎(バーンスリー)
この日はセファルディを演奏します。
★2016.12.9(金)@祖師谷大蔵・カフェムリウイ
佐藤圭一(ラバーブ)やぎちさと(歌と太鼓)
石田秀幸(カヴァル)石田美香(タンブール・サズ)
ヨルダンマルコフ(ガドゥルカ)IKUYO(ベリーダンス)
★2016.12.11(日)@真鶴・真鶴地域情報センター
佐藤圭一(ラバーブ)やぎちさと(歌と太鼓)
★2016.12.24(土)@西荻窪・音や金時
★2017.1.14(土)ブルガールとアフガーン@西荻窪・音や金時
ブルガリアとアフガニスタンの歌と音楽。
ヨルダンマルコフ(ガドゥルカ)佐藤美由紀(歌)
寺原太郎(バーンスリー)佐藤圭一(ラバーブ)やぎちさと(歌、トンバク)
今のところ日程が決定しているライブは以上になります。
詳細未定のものはおってご案内いたします。
みなさま、お誘い合わせの上ぜひいらしてください。
ちゃるぱーさ 佐藤圭一/やぎちさと
chalpasah@gmail.com
fbページ https://www.facebook.com/Chalpasah/

信州イスラーム世界勉強会のhpはこちらから →
2016/10/21
日時:2016年11月19日 13:30~17:30(13:00開場)
会場:上智大学2号館4階 2-408教室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
プログラム
趣旨説明 赤堀雅幸(上智大学総合グローバル学部教授)
講演1 新井和広(慶應義塾大学商学部准教授)
「インドネシアとアラビア半島を結ぶ預言者一族の活動:聖者の『プロモー
ション』を通じて」
講演2 黒岩高(武蔵大学人文学部教授)
「漢族から回族へ、回族から漢族へ:中国ムスリムの民衆文化と思想」
講演3 三沢伸生(東洋大学社会学部教授)
「戦前・戦中期の日本にとってのムスリム:共闘と打算」
総合討論(司会 赤堀雅幸)
ディスカッサント
岩崎えり奈(上智大学外国語学部教授)
澤江史子(上智大学総合グローバル学部教授)
シンポジウム主旨
私たちにとってイスラームがより身近になっていく未来を見据えるとき、紛争や暴力
との関わりでイスラームを論じる語り口が支配的になることは、大きな危険をはらん
でいる。このシンポジウムでは、日本と日本に比較的近い中国、インドネシアを事例
に、対立をはらみながらも、イスラームが現地の社会や民族、文化に協調と融和のう
ちに溶け込もうとしてきた過程に注目する。
言語:日本語
参加費無料
2016/10/21
日本とサウジアラビア両国金融関係の際立った緊密化を背景として、特にイスラーム
債券(スクーク)の一層の活用を進めるために開催されます。サウジ側からは財務省
次官、中央銀行総裁などが出席予定。多数のサウジ側責任者と直接面識を得る機会と
もなります。
日時: 11月10日(木)15:00-17:00
場所: アラブ イスラーム学院 都内港区元麻布3-4-18 (03-3404-6622)
日程: *以下、敬称略
13:00 アラブ風昼食会(互いに自己紹介)
15:00 開会(議長はアルトルキー財務次官)
15:05 吉田悦章 京大特任准教授「スクークがつなぐイスラーム圏と日本」
15:20 丹治幹雄 アライアンス・フォーラム財団。
世界イスラム経済人会議事務局長 「文明と生物学ー公益資本主義の考え方」
15:35 サウジ側 インマー銀行、HSBC、ビラード銀行、イスラーム開発銀行
各行取締役(サ側は全員英語)
16:30 石川直樹 弁護士「日本のイスラーム債券発行の法的枠組み」(英語)
16:40 マクスード・アハマド 日本イスラム金融研究所代表
「イスラーム債券と日本の経済」(仮・英語)
16:50 サウジ側
ハーミド・ミーラ イスラーム金融会計監査院事務局長、
アルシュベイリー金融専門弁護士(両名とも英語)
17:00 閉会
参加は無料。
11月2日(水)までにメール送信(齋藤まで:aiitseminar@gmail.com)で
登録願います。
(セミナー名、ご氏名、ご所属、昼食会に参加・不参加を明記のこと)
2016/10/20
講座名: 中東域内政治の新展開?? イラン・トルコ・サウジの視点から
開催日時: 11月4日(金)14時30分~17時05分(開場は14時00分)
開催場所: ジェトロ赤坂本部5階 展示場
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/161104.html
先着200名(入場無料)ですので、ご参加を希望される皆様は上記URLをクリックのう
えぜひお早めにお申し込みください。
同講座の「趣旨説明」
9.11米国同時多発テロから15年目の今年、米国では第45代大統領を選出する選挙が
大詰めを迎え、欧州を巻き込みながら激動を続ける中東情勢も,また再び新たな段階に
入ろうとしています。本講演会では中東情勢を理解するための最も重要な要件でありながら,
日本では正面から取り上げられることの少ない中東の域内国際関係を各国の専門家が整理し、
今後数年間の見取り図を得ることを目的とします。
2011年初頭からの「アラブの春」を経た現在、中東域内の主要なアクターは大きく
様変わりしており、それはイラン、トルコ、サウジアラビアの三カ国であるとみられます。
米国の新大統領が最初に取り組むべき最大の課題のひとつはシリア問題でありますが、
この三国はシリアに関してそれぞれ異なる利害を有しています。
さらにこれら三カ国間の相互の二国間関係はそれぞれ錯綜しており、一国からのみの
視点では到底バランスのとれた理解に至ることは難しいです。そこで本講演会では
上記三カ国の専門家が幾つかの共通の設問について.それぞれの国の立場からの回答を試み、
最後の質疑応答および討論の時間に,中東政治の今後数年間の展望に至ることができれば
幸いと考えます。
2016/10/19
アラブ詩とモーリタニア社会における宮廷風恋愛
10月25日(火)18:30〜20:30
日仏会館1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 電話03-5424-1141
【交通アクセス】
JR山手線:恵比寿駅東口下車 恵比寿ガーデンプレイス方面へ 徒歩10分
東京メトロ日比谷線:恵比寿駅1番出口 アトレ・JR恵比寿駅東口を経由 徒歩12分
【講師】コリーヌ・フォルティエ(フランス国立社会科学高等研究所)
【ディスカッサント】辻上奈美江(東京大学)
【司会】シルヴィ・ボォ(日仏会館・日本研究センター)
【主催】日仏会館フランス事務所
【助成】アンスティチュ・フランセ(パリ)
【協力】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、フランス国立社会科学高等研究所
フランス語、同時通訳
入場無料
参加申し込み:http://www.mfj.gr.jp/agenda/2016/10/25/25_oct_corinne_fortier/index_ja.php
お問い合わせ:contact@mfj.gr.jp または 03-5421-7641
内容の詳細・お申込みはこちらから → http://www.meiji.ac.jp/miga/news/2016/6t5h7p00000m1zvn.html
と き:2016年10月31日(月)13:00~17:00 (受付開始:12:30)
ところ:明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント・グローバルホール (千代田区神田駿河台1-1)
事前登録制・参加無料
開催内容
基調講演 ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ欧州連合大使 「EUと日本」
開会挨拶 林 良造(明治大学国際総合研究所所長)
第一部 英国のEU離脱と欧州の行方
<パネリスト>
野上 義二 (日本国債問題研究所理事長/元駐英大使)
小林 栄三 (日本貿易会会長/伊藤忠商事会長)
吉田 健一郎 (みずほ総合研究所上席主任エコノミスト)
<モデレーター>
岡部 直明 (明治大学国際総合研究所フェロー)
第二部 EUと中東-難民問題の背景
<パネリスト>
脇 祐三 (日本経済新聞コラムニスト)
中川 恵 (明治大学国際総合研究所客員教授/羽衣国際大学教授)
<モデレーター>
山内 昌之 (明治大学国際総合研究所特任教授/東京大学名誉教授)
第三部 ユーロ危機は収束したか
<パネリスト>
白井 さゆり (慶應義塾大学教授/前日銀審議委員)
伊藤 さゆり (ニッセイ基礎研究所上席研究員)
林 秀毅 (明治大学国際連携機構特任教授/日本経済研究センター特任研究員)
<モデレーター>
岡部 直明 (明治大学国際総合研究所フェロー)
閉会挨拶 勝 悦子 (明治大学政治経済学部教授)
総合司会 江連 裕子 (フリーアナウンサー/元日経CNBCキャスター)
2016/10/11
と き 2016/12/ 1(木)~ 12/ 7(水) AM 10:00~ PM 6:00 最終日 ~3:00
日曜日休館 / 入場無料
ところ アイデム フォトギャラリー「シリウス」 AIDEM PHOTO GALLERY 【SIRIUS】
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10
Tel.03-3350-1211 Fax.03-3350-1240
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅
①新宿門方面出口より徒歩2分/②大木戸門方面出口より徒歩2分/
③新宿一丁目方面出口より徒歩2分 *エレベーター有
2016/10/06
日時:10月15日(土)16:30-18:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス第14号館8階801号会議室
ガラスの自動ドアから入って左奥の2台のエレベータをご利用ください)
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2015/08/waseda-campus-map.pdf
第1報告:小島 宏(早稲田大学)
「西欧ムスリム移民二世のハラール食品消費行動の関連要因」
第2報告:竹下修子(愛知学院大学)
「ハラール認証に頼らないムスリム観光客誘致戦略:飛騨高山の事例から」(仮題)
懇親会
時間:18:30-
会場:馬記 蒙古肉餅(高田馬場、清真料理)
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13199858/
懇親会(自己負担)参加予定の方は予約の都合がありますので、10月13日(木)午後
6時までに小島宛(kojima@waseda.jp)にお知らせいただければ幸いです。
なお、講演会は2015~17年度科研費・基盤(B)「ムスリム・マイノリティのハラー
ル食品消費行動の関連要因:東アジアと西欧の比較研究」の一環として行われるもの
です。