8月・9月・10月と夏休みを頂戴した板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表(東京大学名誉教授)の連続講義、「イスラームをその土台から眺めなおす」の後半4講座が始まります。
第5講のテーマは <「十字軍」から「反テロ戦争」まで>。11月18日(土)開講です。

と き: 11月18日(土)
      講演会13:30~16:30  (講演終了後の質疑応答の時間を含みます。)
と ころ: 松本市中央公民館(Mウィング) 4-2
講 師: 板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表 (東京大学名誉教授)


連続講義「イスラームをその土台から眺めなおす」後半4回のスケジュールとテーマは以下の予定です。
11月18日 第5講「十字軍」から「反テロ戦争」まで
12月16日 第6講 イスラーム圏、イスラーム国家、イスラーム社会
1月20日  第7講 パレスチナ問題はなぜ解決しないのか
2月17日  第8講 世界の将来とイスラーム

注目!
10月14日(土)開催の、小松久男東京大学名誉教授の「19世紀末ロシア領トルキスタンの
状況-福島安正の旅行記との関連で」と、10月28日(土)開催の、森本公誠東大寺長老の
「イスラームと仏教 ~歴史的視点を交えて~」については、講義録を作製中です。
完成次第、随時勉強会のhpで公開いたします。

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明日10月28日(土)第218世東大寺別当/華厳宗管長の森本公誠東大寺長老
特別講話「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」が開催されます。
森本長老は、現代日本仏教の有力な指導者の一人であるととともに、エジプト、カイロ大学への留学の経験を持つイスラーム学者、著名な歴史家・イスラーム研究者でもあります。事前予約不要の講演会です!お気軽にお越しください。

と き: 10月28日(土)
      開場  13:00
      講演会 14:00~16:00  (講演終了後の質疑応答の時間を含みます。)
と ころ: JA松本市会館 5階 501大会議室 松本市深志2-1-1 ☎ 0263-33-7300 
      JR松本駅お城口より徒歩5分 
演 題: 「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」
講 師: 森本公誠東大寺長老(第218世東大寺別当/華厳宗管長)
参加費: 一般2,000円 院生・学生500円 
      事前登録は不要です。直接会場にお越しください。来場者多数の場合、先着順となります。

講話の内容を触りだけご紹介いたします。(当日配布資料より)

イスラームと仏教 ~歴史的視点を交えて~

Ⅰ イスラム Islām
 1.ムハンマド (マホメット)
 2.神の啓示コーラン Qur’ānに見る正義
 3.最後の審判と来世観
 4.ジハードJihādとは(神の道に奮闘すること)
 5.宗教としての体系化

Ⅱ 仏教
 1.ゴータマ=シッダールタGautama Siddhārtha
 2.人生は苦なり(人間存在についての原理を発見した)
 3.宗教としての体系化

Ⅲ 特性と共通性
 1.唯一神の存否について
 2.唯一性と多様性について
 3.信仰における形について
 4.異なる宗教の共存について
 5.通底する原理について

皆様のご来場をお待ちしています。



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来る10月28日(土)第218世東大寺別当/華厳宗管長の森本公誠東大寺長老
特別講話「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」が開催されます。森本長老は、現代日本仏教の有力な指導者の一人であるととともに、エジプト、カイロ大学への留学の経験を持つイスラーム学者、著名な歴史家・イスラーム研究者でもあります。皆様のご来場をお待ちしています。

と き: 10月28日(土)
      開場  13:00
      講演会 14:00~16:00  (講演終了後の質疑応答の時間を含みます。)
と ころ: JA松本市会館 5階 501大会議室 松本市深志2-1-1 ☎ 0263-33-7300 
      JR松本駅お城口より徒歩5分 
演 題: 「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」
講 師: 森本公誠東大寺長老(第218世東大寺別当/華厳宗管長)
参加費: 一般2,000円 院生・学生500円 
      事前登録は不要です。直接会場にお越しください。来場者多数の場合、先着順となります。

講師紹介 森本 公誠 東大寺長老
    1934年姫路市生まれ 15歳で東大寺入寺 2004年 ~ 2007年 第218世別当・華厳宗管長
     京都大学大学院文学研究科博士課程修了 文学博士
     エジプト、カイロ大学への留学の経験を持つイスラーム学者でもあり、
    京都大学・大阪外語大学等で長年イスラーム史の非常勤講師務める。

  著書: 『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店、1975年)、
     『イブン・ハルドゥーン』
             (講談社<人類の知的遺産22>、1980年/講談社学術文庫、2011年)
     『善財童子 求道の旅-華厳経入法界品・華厳五十五所絵巻より-』
             (編・解説 朝日新聞社、1998年) 
     「世界に開け華厳の花』(春秋社、2006年)
     『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社、2010年)

  訳書: イブン・ハルドゥーン『歴史序説』岩波文庫 全4巻、2001年
     タヌーヒー『イスラム帝国夜話』上下巻、岩波書店、2016年・17年



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10月5日小谷村公民館で開催された講演会と料理教室の様子が、松本平タウン情報(10月14日付)に紹介されました。記事の執筆者は、信州イスラーム世界勉強会の黒田重夫事務局長です。


小谷村でイスラームを知ろう

 スキーシーズンを控え小谷村公民館は10月5日、マレーシアなどイスラーム国からの観光客と接する機会が多くなると「もっとイスラームのことを知ろう」と村民や関係者20人が集まり講演と料理教室を開いた。宿泊業の主婦らのほか「宗教に関心なく生活しているが、これを機に勉強したい」という一般の人など関心の高さを見せていた。

 同公民館が信州イスラーム勉強会(事務局・松本市)のことを知り協力を要請、坂城町にある県内唯一のモスク(イスラム教の教会)とともに取り組んだ。信州イスラーム勉強会の板垣雄三会長(東大名誉教授)が「正倉院の御物など日本は古くからイスラーム文化と接触があったが、戦争中、シンガポールに昭南神社を作り礼拝させるなど理解しなかった」と歴史を話した。
 また坂城町モスクの宮澤アブドッラさんは「行動はすべて神にチェックされ、結果はすぐ出るのでみんな正しいことをするようにしている」などイスラームの人達との付き合いを話した。
 この後坂城町から持ってきた食材でハラール(イスラームで許された)のチキンカレーやライスプディング(キール)などをみんなで作り交流を深めた。
 村公民館は一昨年から「学びの森」講座を開いており、今年はガーデニング研修に次いで2回目。参加した宮島節子さん(78)は「ニュースで毎日のようにイスラームのことが出る。イスラームは平和主義と聞いていたが、この際自分のことを含めもっと知りたい」と話していた。







来る10月28日(土)第218世東大寺別当/華厳宗管長の森本公誠東大寺長老
特別講話「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」です。森本長老は、現代日本仏教の有力な指導者の一人であるととともに、エジプト、カイロ大学への留学の経験を持つイスラーム学者、著名な歴史家・イスラーム研究者でもあります。皆様のご来場をお待ちしています。

と き: 10月28日(土)
      開場  13:00
      講演会 14:00~16:00  (講演終了後の質疑応答の時間を含みます。)
と ころ: JA松本市会館 5階 501大会議室 松本市深志2-1-1 ☎ 0263-33-7300 
      JR松本駅お城口より徒歩5分 
演 題: 「イスラームと仏教~歴史的視点をまじえて~」
講 師: 森本公誠東大寺長老(第218世東大寺別当/華厳宗管長)
参加費: 一般2,000円 院生・学生500円 
      事前登録は不要です。直接会場にお越しください。来場者多数の場合、先着順となります。

講師紹介 森本 公誠 東大寺長老
    1934年姫路市生まれ 15歳で東大寺入寺 2004年 ~ 2007年 第218世別当・華厳宗管長
     京都大学大学院文学研究科博士課程修了 文学博士
     エジプト、カイロ大学への留学の経験を持つイスラーム学者でもあり、
    京都大学・大阪外語大学等で長年イスラーム史の非常勤講師務める。

  著書: 『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店、1975年)、
     『イブン・ハルドゥーン』
             (講談社<人類の知的遺産22>、1980年/講談社学術文庫、2011年)
     『善財童子 求道の旅-華厳経入法界品・華厳五十五所絵巻より-』
             (編・解説 朝日新聞社、1998年) 
     「世界に開け華厳の花』(春秋社、2006年)
     『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社、2010年)

  訳書: イブン・ハルドゥーン『歴史序説』岩波文庫 全4巻、2001年
     タヌーヒー『イスラム帝国夜話』上下巻、岩波書店、2016年・17年

★ 9月26日のブログ「下半期の信州イスラーム世界勉強会の行事予定です!」の中で、本講話の日付が10月29日(土)となっておりました。お詫びして訂正いたします。




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小松久男先生の講演会、いよいよ今週末に開講予定です!

昨年11月の読書会発足の講演会「韃靼の志士~日本とイスラーム世界を結んだ男」で講演頂いた、 小松久男 
東京大学名誉教授・東京外語大総合研究院特任教授の講演会です。読書会は初めての方も、是非足を運んでみてください。

と き: 10月14日(土)13:30~14:40
と ころ: 松本市中央公民館(Mウィング) 4-2
演 題: 「19世紀末ロシア領トルキスタンの状況-福島安正の旅行記との関連で」
講 師: 小松久男 東京大学名誉教授・東京外語大総合研究院特任教授
その他:資料代・講師招聘料として、会場にてお気持ちのカンパをお願いいたします。


福島安正読書会は、毎月第3土曜日13:00~Mウィングを会場に継続開催中です。福島安正著「波斯(ペルシャ)紀行」に挑戦中!


講師略歴

1951年東京生まれ。東京教育大学・東京大学大学院で中央アジア史を専攻するが、まだソ連時代であった ため、現地での研究はできず、1978年、中央アジアと歴史・文化的に関係の深いトルコに留学。アンカラの古本屋で最初に買った本が、イブラヒムの『イスラーム世界』。アラビア文字のオスマン・トルコ語の本ながら、頁を開くと古い日本の写真がいくつも出てくるので、興味を覚えて購入したもの。ただし、しっかりと読むのはそれから8年後のこと。最初の勤務校は東海大学文学部で、この間の1991年にソ連が解体して中央アジア諸国は独立。以後、現地での研究調査や交流を重ねている。1992年トルコ語専攻を創設した東京外国語大学に移り、96年には東京大学文学部に転任。在職中は総合的な地域研究、イスラーム地域研究の 事務局長、拠点代表を務め、文学部長の任が終わる直前に学内で3.11を経験した。その後、2012年日本ではじめて中央アジア専攻を開設した東京外国語大学に「出戻り」して現在にいたる。東京大学名誉教授、 日本学術会議会員(第一部幹事)

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