信州イスラーム世界勉強会e-定例会第14弾は、加藤博一橋大学名誉教授の【『イスラーム世界の社会秩序 もう一つの「市場と公正」』の自己解題】です!加藤先生には、2018年7月の定例会で、「イスラーム経済への見方~経済発展の多様な経路~」というテーマで特別講義の講師を務めていただいています。今回はicardbookという形式で出版された「詩想舎」から出版されたご著書の著者ご自身による自己解説です!共に商品流通の中心を担う「市場」でありながら、なぜイスラーム世界と資本主義世界でこれほど違うのか?「公正」とは何か?コロナでかってない困難に直面している今、是非ご一読ください。

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エジプト シワ・オアシスにて
現地の少年と

加藤博先生 略歴
一橋大学名誉教授(経済学博士)。
専攻はエジプトを中心とした中東社会経済史、イスラーム文明論。
日本中東学会会長、歴史学研究会編集長などを務めた。
著書
『私的土地所有権とエジプト社会』(創文社)[発展途上国研究奨励賞受賞]、
『文明としてのイスラム』(東京大学出版会)
『イスラム世界論――トリックスターとしての神』(東京大学出版会)
『イスラム世界の経済史』(NTT出版)
『アブー・スィメータ村――個人史のなかのエジプト村落論』(刀水書房)