信州イスラーム世界勉強会e-定例会第10弾は、王柯(おうか)神戸大学大学院国際文化学研究科教授の、
「東トルキスタンをめぐる歴史~チンギス・ハーンから毛沢東へ」です。東トルキスタンの1000年を超える歴史を俯瞰する「略年表」つき。本文と併せてお読みください。


「東トルキスタンをめぐる歴史~チンギス・ハーンから毛沢東へ」の本文はこちらから 




 e-定例会講師(筆者)プロフィール

 王 柯(おう か)  
 1956年生まれ。カシュガルで少年時代を過ごす。
 1978年に中央民族大学入学、同大学講師と
      政府文化省社会文化局勤務を経て、
 1988年に来日
 1989年に東京大学大学院総合文化研究科入学
 1994年3月に修了、博士(学術)
 1996年に神戸大学国際文化学部(後に大学院研究科)助教授
 2001年に同教授、現在に至る


主要著書

『東トルキスタン共和国研究-中国のイスラームと民族問題』 東京大学出版会、1995年 

『多民族国家 中国』岩波新書、2005年

『二〇世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版会、2006年

『「天下」を目指して――中国多民族国家の歩み』農山漁村文化協会、2007年

『日中関係の旋回――民族国家の軛を超えて』、藤原書店、2015年

『The East Turkestan Independence Movement 1930-1940,』The Chinese University Press, Hong Kong, November, 2018 など


                                
新疆最大のモスク:カシュガルの 
エディカールモスク    

  

信州イスラーム世界勉強会e-定例会第9弾は、役重善洋大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員の、矢内原忠雄とキリスト教シオニズム~二つの入植型植民地主義を通じて考える~です。

井口喜源治の「研成義塾跡」の碑を何故矢内原忠雄が揮毫したのか?信州と矢内原忠雄、満蒙開拓団とシオニズム・「二つの入植型植民地」が響きあいます。秋の夜長にお楽しみください。



 
矢内原忠雄とキリスト教シオニズム
        ~二つの入植型植民地主義を通じて考える~
  
1.はじめに
2.米国における脱シオニズム化と非欧米地域における
                    シオニズム化
3.矢内原忠雄における信仰と学問
4.内村鑑三の再臨信仰とシオニズム観からの影響
5.矢内原忠雄の再臨信仰とシオニズム論
6.矢内原の植民政策論と民族問題
7.矢内原忠雄と満州移民
8.矢内原忠雄における藤井武の影響、信仰と実践の関係
9.終わりに

 写真は矢内原忠雄、1922年、ベルリン
(出典:「矢内原忠雄全集」第28巻 口絵)




定例会講師(筆者)プロフィール

役重善洋大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員

1971年生まれ。1991年より大阪在住。人間・環境学博士。現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、京都大学人間・環境学研究科人文学連携研究者、同志社大学人文科学研究所嘱託研究員、敬愛大学非常勤講師、など。主要著書に『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム:内村鑑三・矢内原忠雄・中田重治におけるナショナリズムと世界認識』(インパクト出版会、2018年)、主要論文に「矢内原忠雄における再臨信仰と植民政策研究」『キリスト教史学』71集(2017年)など。

 

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