10月定例会 中止のお知らせ!
2019/10/17
台風19号の被災地、被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
信州イスラーム世界勉強会10月定例会「日本と中東 沙漠に立って観る」10月26日(土)上田市創造館で開催予定でしたが、上田市域も台風19号の猛威にさらされ大きな被害を受けております。上田駅から上田市創造館へ向かう上田電鉄別所線も復旧の見込みが立っておりません。誠に残念ですが、10月の定例会につきましては中止とさせていただき、他日を期すべきと判断いたしました。復興がなった上田市で、来年の春頃改めて開催をすべく日程を調整中です。詳細が決まりましたら、改めてブログに掲載いたします。
被災者の皆様の、心身のご回復と被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
尚、11月の定例会につきましては、上田市多文化共生推進協会主催の「異文化理解講演会」に共催の形で以下の通り開催予定です。
◆日時:11月9日(土)午後1時30開始
◆場所:上田市中央公民館大会議室
◆主催:上田市多文化共生推進協会 (信州イスラーム世界勉強会も後援しています。)、
◆参加費:無料
◆講師:山崎やよい氏
【講師略歴】
京都府宮津市生まれ。1989年よりシリア第2の都市アレッポをベースに考古学関係の活動を続ける。シリア北部の遺跡の発掘調査、 修復事業などに参加。その他、JICA(国際協力機構)の専門家としてヨルダンにて博物館教育活動にも関与。
シリア国立アレッポ大学考古学科講師の経験も持つ。アレッポ博物館客員研究員
2016年Forbes Japan の「世界で戦う日本の女性55」に選出。
シリア被災者支援プロジェクト「イブラ・ワ・ハイト」発起人。
講師 山崎やよい氏より
8年以上続く内戦により、シリアの人口の半分以上の人々が家を追われるという、まさしくありえない状況が起こっている(2018年3月の統計:難民550万人、国内避難民763万人)。発表者は2013年5月からシリア国内外で避難生活をすることとなった女性たちのグループとコンタクトをとり、彼女らとともに生活を繋ぐ共同作業というコンセプトで「イブラ・ワ・ハイト(針と糸)」という団体を日本人の友人と立ち上げた。団体の名称の通り、「針と糸」で刺繍作品を作り、技術を身につけるとともに、マーケティングを試行し、「支援」ではない形で自活の道を探る活動である。発表者は、この活動を通して、女性たちの苦悩のみならず、シリアで暮らしていた時以上(1989〜2012年)に彼女らのポテンシャルを感じている。「難民」や「避難民」という顔の見えない形で、あるいは統計的な数値で表されるシリア人ではなく、まさしく我々の友人としてのシリア人、特に女性の生活や感性に関して伝えたい。
信州イスラーム世界勉強会10月定例会「日本と中東 沙漠に立って観る」10月26日(土)上田市創造館で開催予定でしたが、上田市域も台風19号の猛威にさらされ大きな被害を受けております。上田駅から上田市創造館へ向かう上田電鉄別所線も復旧の見込みが立っておりません。誠に残念ですが、10月の定例会につきましては中止とさせていただき、他日を期すべきと判断いたしました。復興がなった上田市で、来年の春頃改めて開催をすべく日程を調整中です。詳細が決まりましたら、改めてブログに掲載いたします。
被災者の皆様の、心身のご回復と被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
尚、11月の定例会につきましては、上田市多文化共生推進協会主催の「異文化理解講演会」に共催の形で以下の通り開催予定です。
◆日時:11月9日(土)午後1時30開始
◆場所:上田市中央公民館大会議室
◆主催:上田市多文化共生推進協会 (信州イスラーム世界勉強会も後援しています。)、
◆参加費:無料
◆講師:山崎やよい氏
【講師略歴】
京都府宮津市生まれ。1989年よりシリア第2の都市アレッポをベースに考古学関係の活動を続ける。シリア北部の遺跡の発掘調査、 修復事業などに参加。その他、JICA(国際協力機構)の専門家としてヨルダンにて博物館教育活動にも関与。
シリア国立アレッポ大学考古学科講師の経験も持つ。アレッポ博物館客員研究員
2016年Forbes Japan の「世界で戦う日本の女性55」に選出。
シリア被災者支援プロジェクト「イブラ・ワ・ハイト」発起人。
講師 山崎やよい氏より
8年以上続く内戦により、シリアの人口の半分以上の人々が家を追われるという、まさしくありえない状況が起こっている(2018年3月の統計:難民550万人、国内避難民763万人)。発表者は2013年5月からシリア国内外で避難生活をすることとなった女性たちのグループとコンタクトをとり、彼女らとともに生活を繋ぐ共同作業というコンセプトで「イブラ・ワ・ハイト(針と糸)」という団体を日本人の友人と立ち上げた。団体の名称の通り、「針と糸」で刺繍作品を作り、技術を身につけるとともに、マーケティングを試行し、「支援」ではない形で自活の道を探る活動である。発表者は、この活動を通して、女性たちの苦悩のみならず、シリアで暮らしていた時以上(1989〜2012年)に彼女らのポテンシャルを感じている。「難民」や「避難民」という顔の見えない形で、あるいは統計的な数値で表されるシリア人ではなく、まさしく我々の友人としてのシリア人、特に女性の生活や感性に関して伝えたい。