e-定例会第16弾は、板垣代表の講演【世界の縮図 パレスチナを知ろう】のユーチューブ動画です。

お待たせしました!信州イスラーム世界勉強会e-定例会第16弾のご案内です!
第16弾は、板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表の講演、【世界の縮図 パレスチナを知ろう】のユーチューブ版映像記録です。
サブブログ「イベントニュース」で、東京国立博物館「マレーシア・イスラーム美術館生鮮 特別企画『イスラーム王朝とムスリムの世界』展】を
ご案内しています。→ http://muslimworldnews.naganoblog.jp/

講演は、6月12日(土)、諏訪市の「湯小路いきいき元気館」で、パレスチナ刺繍の展示とあわせ
開催された、諏訪市「アンの家」主催の講演会の記録です。講演会の詳細はicon15

■日 時:6月12日(土得)
■場 所:総合福祉センター 湯小路いきいき元気館 3階交流広場
■プログラム:
 ① 塩尻高校演劇部がパレスチナ学生らと演劇作品<壁と壁>を共同制作した体験談
 ② 「パレスチナの人々の暮し」 甲府市の「パレスチナ・オリーブ」経営者 皆川万葉さんの講演
 ③ 信州イスラーム世界勉強会板垣雄三代表の講演【世界の縮図 パレスチナを知ろう】

ユーチューブは、板垣代表の③の講演の後半部分です。以下のURLからご覧ください。
DVD「講座 ムスリムのお客様をもてなす心得」でお世話になった、はるきよしあきさんの編集です。

https://youtu.be/2gxfNQdAqdE

当日の配布資料は以下をご参照ください

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‘アンの家’ 講演会 2021/6/12(土) 諏訪市湯小路いきいき元気館3階交流広場

世界の縮図 パレスチナを知ろう                
板垣 雄三

1936~39パレスチナ・アラブ大反乱 1937/10~朝鮮で皇民化 臣民誓詞,神社,日本語,創氏改名
1937/11南京事件⇒三光作戦(殺・奪・焼) 1938/11/9~10水晶の夜⇒ショアー(ホロコースト)
そこで1948/5イスラエル国は誕生したという。あなたは、2021/5に何を考えましたか?

パレスチナ問題:11C末-18C十字軍-大航海+18-19C東方問題を受継ぎ, 20C露英仏米独日製

本日、考えてみたい問題の中心テーマ:
身辺の問題に繋げて、
①危機・破局つかむカン働いているか、②国際政治を批判できるか[⒜植民地主義, ⒝専制的体制オートクラシー, ⒞欺瞞・偽旗・隠匿のマインドコントロール]

2001年の9/11事件・対テロ戦争展開から、殊に目立つ政治の劣化・頽廃のグローバル化

[A] このたびの「2021イスラエル・パレスチナ激突」と言われる事態が起きた環境条件
トランプ政権の置土産の処理・転換コースの模索 米・露・中・印・英・EU[独・仏など]特にトランプの実験:⒜イラン核合意離脱・対イラン制裁強化, ⒝イスラエルの東エルサレム併合・西岸入植活動の承認,アブラハム合意(UAE・バハレーン・スーダン・モロッコの対イスラエル国交「正常化」)促進, ⒞サウジアラビア・UAEのイエメン戦争への支援は、中東諸国体制の分断・解体を極度に進めた。制裁に苦しむイラン(6/18大統領選)/経済破綻のレバノン/絶望に沈むパレスチナ(ファタハが押さえるラーマッラーの自治政府大統領マフムード・アッバースは15年ぶり5/22立法評議会選挙・7/31大統領選挙の施行を予告)/独り勝ちで図に乗るが国内は安定政権つくれず政治危機のイスラエル(2年間で4回目〔先立つのは19年4月・9月、20年3月〕の総選挙を21年3/23実施しクネセト120議席の過半61を超える多数派工作にあたるビビ・ネタニヤフ臨時首相は、長期政権の維持に成功し夫妻ともに収賄・詐欺・背任の複合汚職裁判を免れようとするが、他方、前年トランプの差配で種々妨害を試みた国際刑事裁判所ファトゥ・ベンスーダ主任検事による2014年以降のパレスチナにおける戦争犯罪の裁判のための取調べは、2/5公判前審理の裁定を経て、3/3正式に開始されていた)。

[B] 4月の情勢
ネタニヤフは、前回(20年3月)選挙後の組閣の際キャスティング・ヴォート的役割を演じた弱小ながら極右カハナ主義のオツマ・イェフーディト(ユダヤパワー)党のイタマル・ベン-グヴィル(イラク出身クルド系、パレスチナ国家拒否・西岸全面併合とともにエルサレム神殿の丘〔イスラーム聖地ハラムッシャリーフ〕の全面接収を主張する団体レハヴァと協力)を、今回は極右トゥクマ(宗教シオニスト)党に合流させて当選させ、連立政権交渉の困難な情勢下で国内外緊張の煽動役をさせた、と見られる(グヴィルらの行動は自主的なものとする説もある)。4/6ウィーンでは独仏英露の代表たちとイランのアラグチ外務次官と米国のイラン核合意復帰めざす交渉開始、バイデン政権の国家安全保障顧問、ジェイク・サリヴァンもウィーン入り、間接交渉も始動。4/11イランのナタンズ核施設で爆発、イランはウラン濃縮度60%へ引上げ。イスラエル軍とイラン革命防衛隊の間で船舶攻撃の応酬続く。4/13日没からラマダーン月入り、アクサ―・モスクのアザーンの電源切断(嘆きの壁でイスラエル戦没者・テロ犠牲者追悼日の大統領演説が理由)。4/16(金)礼拝者制限の紛糾。4/21-22エルサレムでレハヴァ「アラブは殺せ」行進。4/23ガザからロケット弾36発、イスラエル南部へ。この間エルサレム シャイフ・ジャッラーフ地区でアラブ出て行け運動。

[C] 衝突に火を付けたもの、そして危機の構造
①4/29マフムード・アッバース大統領の選挙延期表明。②5/2期限でエルサレム地裁
シャイフ・ジャッラーフの6家族に立退き迫る。③5/4ネタニヤフの連立政権交渉、失敗(ヤミーナのナフタリ・ベネットの拒否、リブリン大統領は第2党イェシュ・アティド〔未来がある〕のヤイル・ラピドに組閣依頼)。抑制条件は、ウィーンでのイラン核合意の再建協議。
5/7~8(ライラトルカドル〔御稜威の夜〕)アクサー・モスク襲撃、5/10エルサレムの日67年戦勝記念日 最高裁聴聞延期、アクサー・モスク再襲撃、ガザ猛爆開始(5/20停戦まで)。そ の間、西岸各地で襲撃・衝突。イスラエル領域内で市民のパレスチナ人の抵抗拡大。ガ ザのハマースとジハード-イスラーミーのロケット弾4000発とアイアンドームの対抗。
イスラエルの自制求める批判の世界的拡大。米議会内で[人権侵害の見地から対外軍事援助 提供の禁止を定める]リーヒー法に基き毎年40億ドルものイスラエル援助の見直しを要求
(バニー・サンダース, ベッティ・L・マッコラム,ラシーダ・ハルビー・トライブ, イルハン・アブドッラーヒ・オマル, アレクサンドリア・オカシオ・コルテス, プラミラ・ジャヤパル, らの議員)。
バイデン政権を縛る米外交政策のカギ概念「定性的な軍事的優位性QME」の対イスラエル保証と対テロ戦争概念のとの刷り込みが、占領者の自衛権の一方的強調となる。6/2 期限30分前に、ヤイル・ラピドは新内閣形成の成功の見通しを大統領リブリンに報告。中道左派労働党のイツハク・ヘルツォグが新大統領に選出されたのと同日。イェシュ・アティド(中道17), 青と白(中道8),ヤミーナ(右派7), 労働ハアヴォダ(左派7),
イスラエル・ベイテヌ(右派7), 新希望(中道右派6), メレツ(左派6), ラアム(アラブリスト連合)[括弧内数字は、いずれも議席数]が新連立内閣の与党構成で、先ずヤミーナのナフタリ・ベネットが首相の座に就く予定。反ネタニヤフを軸に結集した雑多な寄合で、前途は平坦とは言えない。衝突は今も続いている。5月の事態からしても、ラアムの参加、しかもそれが決め手となったことの意義は深い。危機の当座の断面図は、ネタニヤ
フ政治の終わり、PLOパレスチナ解放機構の新生への模索である。
トランプ、ネタニヤフ、安倍という組み合わせは世界的に注目されていた。その退場としぶとい持続性の意味と共に、新しい市民革命(私は〈ムワーティン革命〉と名付けている)のグローバルな連結ネットワークの豊かな可能性を掘り起こさなければならない。

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