2024/02/01
DAY① たそがれの欧米文明 - ユダヤ人差別とイスラーム憎悪の傷跡の開講に先立ち、板垣代表からのメッセージをお届けします!
「みなさま こんにちは!集中講座の出発にあたり、これからコース全体をつうじて、 イスラエル・パレスチナ問題と取り組むことが、人類総体にとって╱日本社会にとって╱さらに自分自身にとって╱もつ意味が どのように連関しあっているのか 確かめることを、中心課題としませんか。ご協力よろしくお願いします。」
メッセージに呼応して、ガザから帰国されたばかりの赤十字国際委員会の整形外科医安藤恒平医師が当日会場参加され、冒頭でプレゼンテーションをお願い出来ることになりました。(ウェービナーでも配信いたします。)「基本コンセプト」から「たった今」の現実までを俯瞰し、世界の中の私たち自身の立ち位置を確認することのできる貴重な機会になります。直前で、ZOOM URLの配信等若干の不安がありますが、まだ連日お申し込みを頂戴していますので、ウェービナー受付を2月2日12時まで延長します。以下のURL/QRコードからお申込みください。


「イスラエル・パレスチナ問題~入門から物知りへ最短コース~」
会場参加・視聴ご希望の方は、以下のURLからお申込みください。折り返し、ZOOMウェービナーのURL/ミーティングID/パスコードをご連絡いたします。会場参加をご希望で、GoogleFormでのお申し込みがお差支えの場合には、info@shinshu-islam.com へお名前・ご連絡先を
ご連絡ください。(会場の制約から、会場参加については先着40名様の定員となります。ご了承をお願いします。
ご登録はこちらをクリック! ☞
「イスラエル・パレスチナ問題~入門から物知りへ最短コース~」
◆ プログラム・会場
DAY① 2月3日(土)
たそがれの欧米文明 - ユダヤ人差別とイスラーム憎悪の傷跡
時間割 ⑴ 10:00~11:45、 ⑵ 13:00~14:30、 ⑶ 14:45~16:30
会場:Mウィング(松本市中央公民館 長野県松本市中央1丁目18番1号) 中会議室4-4
DAY② 2月10日(土)
20世紀イスラエル国家の成立 - 欧米の前哨/ホロコーストの罪責の「償い」?
時間割 ⑴ 10:00~11:45、 ⑵ 13:00~14:30、 ⑶ 14:45~16:30
会場:Mウィング(松本市中央公民館) 中会議室4-4
DAY③ 2月17日(土)
パレスチナ問題にひそむ偽善と非法の暴力 --- 公正な世界を築きなおすには
時間割 ⑴ 10:00~11:45、 ⑵ 13:00~14:30、 ⑶ 14:45~16:30
会場:あがたの森文化会館 講堂 第一会議室
◆参加費:オンラインウェービナー 無料
会場参加 500円 (資料作成代実費)
講師略歴
93才、パレスチナ問題研究70年. 東京大学・東京経済大学各名誉教授、文化功労者
第1次・2次石油危機や湾岸戦争を早く警告╱「イスラーム化と近代化」・「イスラームの
都市性」等の国際共同研究を組織╱「日本とイスラーム世界の文明間対話」招集者など.

2023/11/17
まずは、音楽!
12月定例会は、出来るだけ多くの皆様(特に世界を注視している若者たちに)参加していただくべく、完全無料。どなたでも参加いただける自由な講座ですが、先着200名の講座のため以下のURLから参加お申し込みをお願いします。ハイブリッド形式でZOOMウェービナーの配信も予定しておりますが、ミーティングID/パスコードは、お申し込みをいただいた皆様に、後ほどメールでご連絡いたします。
と き:12月23日(土)13:15~16:30[開場12:45」 ハイブリッド形式
ところ:信州大学 全学教育センター 71番教室 長野県松本市旭3-1-1
プログラム(講師略歴は裏面)
プロローグ:「イスラエル・パレスチナ問題 入門から物知りへ 最短コース」
第一部:音楽を聴きながら 講義「ガザに響く ラップ」
山本 薫(かおる) 慶応義塾大学総合政策学部専任講師
第二部:パレスチナ文化との出逢いの物語「“素敵”に国境はない」
高橋智恵 フェアトレード「架け箸」 代表
第三部:音楽を聴きつつ解説 アラブ世界の中のパレスチナ「パレスチナの歌と踊り」
コタイバ・アッサーマッラーイ Islamic Center Japan勤務
『終わることのないパレスチナ紛争の根因:それをどう正すか ペーター・コーヘン Peter Cohen』(板垣雄三 訳)と 『コーヘン提案をどう読むか 板垣雄三』 を掲載します。2014年イスラエルのガザ地区への地上侵攻を受けて投稿された論考ですが、9年前に既に今日の危機が予測され、いかに解決に導くかが模索されています。
ペーター・コーヘンは元アムステルダム大学教授の社会学者で、第二次世界大戦を生きのびたユダヤ系オランダ人でもあるとのこと。
深く憂い、考えさせられる論考です!
こちらをクリック
同時にお読みください
2023/10/07
10月は催し物も拝シーズン!
板垣代表から、≪あまり学術的・専門的なものは除けて、勉強会に相応しいものを4点選びました。いずれも、オンラインで参加可能なものです。≫とご紹介いただきました。詳細・お申し込みは、勉強会のサブブログ「イベントニュース」から
Ⅰ 公開ワークショップ 「モロッコ地震報告会」
日 時:2023年10月10日(火)18:30~20:00
場 所:上智大学2号館7階730号室・オンライン併用のハイフレックス形式で開催
主 催:上智大学イスラーム地域研究所(SIAS)
【趣 旨】
9月8日にモロッコが大地震に見舞われてから1ヵ月が経とうとしています。この地震の被災地が山岳地帯に集中していること、また地震活動の比較的少ない場所で古い構造の建物が多いことから、地震直後の救助活動だけでなく復興作業にも遅れが生じています。本公開ワークショップでは、モロッコを専門とする各分野の専門家の分析をもとに、地震によって見えてきたモロッコが抱える課題や復興への道筋を読み解いていきます。
Ⅱ ムサーワー×東京大学共同企画「ジェンダー平等とイスラーム」
Musawah×The University of Tokyo "Gender Equality & Islam"
日 時:2023年10月19日(木)17:00-19:00
場 所:オンライン(参加費無料、要事前登録)
詳 細:https://islam-gender.jp/news/394.html
主 催:主催者:カルティカ・ダイアナ(東京大学准教授)
共 催:イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究
東京大学持続的平和研究センター(RCSP)、グローバル地域研究機構(IAGS)
使用言語:英語(質問等は日本語でもOKです)
【趣 旨】
「ムサーワー(アラビア語で「平等」の意)」は、2009年にマレーシアで発足した団体で、ムスリムの家族に平等と公正をもたらすことを目指して活動しています。社会活動家や研究者、政治家らが参加し、地域的にも東南アジアや中東のほか、欧米などに広がるグローバルな動きとなっています。この度、ムサーワーのメンバーが刊行した
『ムスリムの結婚における公正と美——平等に基づく倫理と法を目指して』 (Justiceand Beauty in Muslim Marriage: Toward Egalitarian Ethics and Laws)
をもとに、ムサーワーの活動とそれを支えるものについて、編著者のムルキー・シャルマーニーさんとズィーバー・ミール=ホセイニーさんを中心にお話をうかがう機会を持てることになりました。皆さまどうぞふるってご参加ください。
Ⅲ,石油危機から50年 ー日本と中東の新たな関係構築ー
日 時: 2023年10月30日(月)10:00~12:30
場 所: ハイブリッド形式
【対面会場】経団連会館2階経団連ホール北(先着120名様)
住所 東京都千代田区大手町1-3-2言 語: 日本語、英語(逐次通訳)
主 催:早稲田大学 カタールチェアーチーム
参加登録:https://forms.gle/KBsdBtXQbWvrSFaD6
【趣 旨】
今から50年前の1973年起こった「石油危機」、石油資源を輸入に依存していた日本は深刻な石油不足に直面したことで、中東産油国との関係構築に一層力を入れるようになりました。それ以来、日本と中東の関係は大きく発展し、現在では様々な分野にわたって広がっています。ただし、エネルギー分野は、依然両国の関係の支柱となっています。カタールチェアとJIME-IEEJの共催による本国際シンポジウムでは、過去50年の振り返りと、今後50年にわたるエネルギー分野を通じた日本と中東の新しい関係について議論します。
Ⅳ. 第1回シンポジウム「東の果てのイスラーム」
https://institute.tokyocamii.org/symposium/
日 時:令和5年11月3日 ~ 11月5日
場 所:東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
東京都渋谷区大山町1-19
主 催:(一財)東京ジャーミイ文書館 事務局
参加申込:https://forms.gle/fyBwH1SQL36ezym36
9月9日の定例会「世界の中の日本の「中東・イスラーム報道」、豊崎アリサ監督「Caravan to the Future]上映会+トークショーのふたつのイベントは両イベント共、おかげさまで「満員御礼」の大盛況でした。信州イスラーム世界勉強会会員、地元有志の皆さんはもとより、中東報道の第一線に携われているジャーナリスト、遠来の専門家の皆様と、実に多様なお立場の方に参加いただき、それぞれ『パネルはもちろん参加者全体が、あくまでメディア一般の問題として考え合い学び合おうとした。』実に刺激的な【対話集会】となりました。板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表のご参加の皆さまへの御礼のメッセージと当日の「対話のための参考資料」、「要綱・メッセージ・発言資料」を掲載し、御礼とさせていただきます。、

信州イスラーム世界勉強会2023 9 9の行事*を終えて
*対話集会「世界の中の日本の中東・イスラーム報道〈これまで〉と〈これから〉」
同日午前の記録映画Caravan to the Future 上映会に続いての
1月28日夜 松本の‘Caféれら’での会話からはじまった企画が、足掛け7ヵ月+旬日の準備期間にいろいろと枝葉を伸ばして実を結び、長く記憶されるであろう国際報道めぐる市民の対話集会&映画上映会としてめでたく開催されるに到った。
(中略)
集会の内容は、塩交易の歴史や物づくりの伝統や直面するエネルギー危機を自覚する信州という地域(場)において、文化・文明の悠久の展開に関わる視野のもと、日々激動する国際政治経済の動態把握とも密接に関連させながら、学術研究の動向や学校教育の最前線や社会の世界認識の問題点を参照しつつ、メディアの現場と市民との間の率直な対話を深めようとする、多面的で意欲的な試みであった。
(中略)
提言・メッセージ・発言・指摘・応答・共感の凝集こそ、本集会が挙げた成果である。
午前の映画・トークも新鮮で感銘深いものであったが、午後の集会でも、発言者各自が言うべきと信じることを言うと同時に、聴く者は語られることの積極面を探り当てようとし、自らの賛否の立場は自覚しつつも話者の言辞のまじめさや情熱には拍手を送るといった「対話」精神が横溢する雰囲気があった。特定新聞の取り沙汰が浮上しても、パネルはもちろん参加者全体が、あくまでメディア一般の問題として考え合い学び合おうとした。問題の指摘に際して不毛な非難・反駁の応酬など無く、爽快な「対話」フォーラムが出現していた。
報道のプロも大衆も共に市民感覚で取り組んだ「市民・メディアの対話実験」として、記録されてよい集まりだったと自負できよう。配布資料は、集会終了後も、繰り返し眺め考える材料として活用されることが望まれる。この種の集会が世の潮流となることも。了
「信州イスラーム世界勉強会2023.9.9の行事を終えて」の全文はこちらから

■ 中東史のプリズムで見るウクライナ紛争
■ 中東・イスラーム報道の〈これまで〉: 前史メモ
■ UNESCOレポート「報道は公共財である」
■ 「対話集会・世界の中の日本の「中東・イスラーム」報道-【これまで】と【これから】」に寄せて
■ メッセージ「白い杖の留学生」に激励を!支援を!
■ 中東・イスラム圏報道対話集会へのメッセージ
発言資料
パネル発言
■「グローバルサウスの弱み」背景と克服への課題
■ 中東・イスラーム報道対話集会資料(2023年9月9日)
提言A これまで
■ 陸上自衛隊のサマーワ派遣 イラクの人々はどうみたか
提言B これから
■ 歴史実践の主体を育てる世界史授業のために
対話集会 世界の中の日本の「中東・イスラーム」報道の 【これまで】と【これから】
デコート豊崎アリサ監督の、映画「Caravan To the Future」とトークショー~
について、多くの事前お申し込みを頂戴し誠にありがとうございました。会場の収容能力一杯の事前お申し込を頂戴しましたので、参加お申し込みを閉じさせていただきます。大変申し訳ありませんが、今回は事前登録なしの参加はできないことになりましたので、ご了承をお願いします。



2023/06/29
第8回で堀内センセの中東のフィールドワークの旅も終了しましたが、連載第9回は中東フィールドワークの旅から得られたイスラーム社会の仕組み、平等と公正な精神によって支えられるイスラーム法(シャリーア)について語られます。そして、アフリカ〜地中海〜中東〜中央アジア〜インド〜東南アジア〜中国の「広域社会」に住む人々をつなぎ、宗教や境界をも超える力をもつ「バイア」について、広域世界を俯瞰した視座で語られます。
☞ 「中東の旅からー堀内センセのわせだ講義連載第9回」の本文はこちらから
第10回は「つれづれなるままに」。全9回の講義踏まえ、堀内センセがが縦横に語ります。
文中考察されているニューカレドニアのアラブ人村については、e‐定例会第25弾は、佐藤幸男富山大学名誉教授の『<文明>と<野蛮>の交差路としての太平洋:ニューカレドニア・アラブ人の「静かなる痛み」とその生活世界』でも登場しました。
バックナンバーはこちらから
「中東の旅からー堀内センセのわせだ講義」連載第8回
「中東の旅から―堀内センセのわせだ講義」連載第7回
「中東の旅からー堀内センセのわせだ講義」連載第6回
「中東の旅からー堀内センセのわせだ講義」連載第5回
「中東の旅からー堀内センセのわせだ講義」連載第4回
「中東の旅から―堀内センセのわせだ講義」連載第3回
「中東の旅から―堀内センセのわせだ講義」連載第2回
「中東の旅から―堀内センセのわせだ講義」連載第1回
ご紹介と御礼/自己紹介.pdf へのリンク
定例会は、片倉邦雄 (故)片倉もとこ著
「日本と中東・イスラーム世界:ふたりが体験したまま、回想したまま」刊行記念講演会です!

ところ:信毎メディアガーデン 1階ホール (〒390-8585 長野県松本市中央2-20-2)
プログラム
13:00 開場
13:30~13:40 開会挨拶 講師・書籍紹介
13:40~15:15 片倉 邦雄 先生
「話し合いの外交~石油危機・湾岸危機~二人三脚で歩く」
15:15~15:30 休憩
15:30~16:00 藤本 悠子 先生
(文化人類学研究者 片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局主事)
「沙漠文化をさぐる~片倉もとこのフィールドワーク」
16:00~16:45 質問と応答 対話の時間
16:45~16:50 サイン会へ
参加費:一般1000円、学生500円、(会費納入済の勉強会会員は無料)

信州イスラーム世界勉強会 主旨
「信州イスラーム世界勉強会」は、長野県内外の市民有志が自由かつ客観的な眼で自分たちにとってどんどん身近な存在となりつつある、イスラーム教徒やイスラーム世界の動向を知り・考えて、それを自分たち自身の生き方や日本・世界の針路に役立てようとする学びあいの広場です。2015年12月のキックオフミーティグ以降、様々な催しにこれまで参加いただいた皆様のご協力・ご支援に心より感謝申し上げます。コロナ流行期の3年間ウェッブでの情報発信を続けてきましたが、対面での定例会を再開します。中東諸国もからむウクライナ戦争が止まぬ今、世界の新たな見方を共に学んでみませんか?
今年度(2023年4月~2024年3月)は、年3~4回の「定例会」と、WEB上での定期的な情報発信「e-定例会」を予定しています。
入会ご希望の方は以下からお申し込みください。折り返し、入会案内をご送付いたします。
また、定例会会場でも受け付けます。当面の活動として以下を予定しております。
6月3日(土)
上記でご案内した片倉邦雄(故)片倉もとこ著
「日本と中東・イスラーム世界:ふたりが体験したまま、回想したまま」刊行記念講演会です!
9月9日(土)
「中東・イスラーム報道座談会」
杉山文彦時事通信社解説委員/石合力朝日新聞社編集委員/内藤正彦テレビ朝日報道局長/工藤信一信濃毎日新聞社論説委員/若林啓史早稲田大学社会科学総合学術院講師の皆さま(予定)による、「報道座談会」です。
e-定例会
「中東の旅から—堀内センセのわせだ講義」を連載中です。!(月1~2回の配信を予定しています。)
e-定例会「紀要」の作製と会員限定の配信
2022年度以前の活動・資料については、勉強会ホームページをご参照ください。
ホームページはこちらから → https://www.shinshu-islam.com/
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