3年にも及ぶコロナの流行も漸く落ち着きを見せ、ゴールデンウィークの人の動きも平常に復しつつあります。久方ぶりに【in Person】での定例会を6月3日(土)に開催する運びとなりましたので、ご案内します。

定例会は、片倉邦雄 (故)片倉もとこ著 
「日本と中東・イスラーム世界:ふたりが体験したまま、回想したまま」刊行記念講演会です!

事前予約不要・どなたでも参加いただける「参加自由」な講演会です!


「未婚女性が外出時に頭からかぶっていた衣装スマーダ」

と き:6月3日(土) 
ところ:信毎メディアガーデン 1階ホール (〒390-8585 長野県松本市中央2-20-2)

プログラム
 13:00 開場
 13:30~13:40 開会挨拶 講師・書籍紹介
 13:40~15:15 片倉 邦雄 先生
     「話し合いの外交~石油危機・湾岸危機~二人三脚で歩く」

 15:15~15:30  休憩
 15:30~16:00  藤本 悠子 先生
              (文化人類学研究者 片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局主事)
      「沙漠文化をさぐる~片倉もとこのフィールドワーク」

 16:00~16:45  質問と応答 対話の時間
 16:45~16:50  サイン会へ

参加費:一般1000円、学生500円、(会費納入済の勉強会会員は無料)

湾岸戦争時に駐イラク大使として邦人人質問題の対処に奔走された、片倉邦雄先生のご講演 「話し合いの外交~石油危機・湾岸危機~二人三脚で歩く」を中心に、藤本悠子先生(文化人類学研究者 片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局主事)の「沙漠文化をさぐる~片倉もとこのフィールドワーク」を配した、出版記念講演会です。後援会終了後「日本と中東・イスラーム世界:ふたりが体験したまま、回想したまま」頒布会(限定10部/定価の2割引税込3,520円での販売)とサイン会の開催を予定しています。



◆ 定例会再開にあたり 新規会員を募集します ◆

信州イスラーム世界勉強会 主旨     
「信州イスラーム世界勉強会」は、長野県内外の市民有志が自由かつ客観的な眼で自分たちにとってどんどん身近な存在となりつつある、イスラーム教徒やイスラーム世界の動向を知り・考えて、それを自分たち自身の生き方や日本・世界の針路に役立てようとする学びあいの広場です。2015年12月のキックオフミーティグ以降、様々な催しにこれまで参加いただいた皆様のご協力・ご支援に心より感謝申し上げます。コロナ流行期の3年間ウェッブでの情報発信を続けてきましたが、対面での定例会を再開します。中東諸国もからむウクライナ戦争が止まぬ今、世界の新たな見方を共に学んでみませんか?                                        
                                                   
信州イスラーム世界勉強会 代表 板垣 雄三

今年度(2023年4月~2024年3月)は、年3~4回の「定例会」と、WEB上での定期的な情報発信「e-定例会」を予定しています。
入会ご希望の方は以下からお申し込みください。折り返し、入会案内をご送付いたします。

新規入会申込はこちらから

また、定例会会場でも受け付けます。当面の活動として以下を予定しております。

6月3日(土)
上記でご案内した片倉邦雄(故)片倉もとこ著 
「日本と中東・イスラーム世界:ふたりが体験したまま、回想したまま」刊行記念講演会です!

9月9日(土)
「中東・イスラーム報道座談会」
杉山文彦時事通信社解説委員/石合力朝日新聞社編集委員/内藤正彦テレビ朝日報道局長/工藤信一信濃毎日新聞社論説委員/若林啓史早稲田大学社会科学総合学術院講師の皆さま(予定)による、「報道座談会」です。

e-定例会
「中東の旅から—堀内センセのわせだ講義」を連載中です。!(月1~2回の配信を予定しています。)

e-定例会「紀要」の作製と会員限定の配信

2022年度以前の活動・資料については、勉強会ホームページをご参照ください。
ホームページはこちらから → https://www.shinshu-islam.com/

会費について 
 正会員 一般会員 5,000円 学生会員 2,500円 維持会員 一口1,000円 (一口以上何口でも)
会費収入は全額、定例会・e-定例会の運営費用に充当されます。



大変ご無沙汰しています。コロナ第7波が漸く落ち着き、秋の観光シーズンで、長野県も漸く人の動きが活発化してきました。インバウンドの観光客もかなり見かけるようになってきました。ウクライナ情勢や円高・値上げの秋と、気になることの多い昨今ですが、そんな世相を吹き飛ばすべく
松本市美鈴湖オートキャンプ場「もりの国」で、2022もりの国まつりが開催されます。テーマはズバリ「モンゴル!」

もりの国国王、若林悠平氏は信州イスラーム世界勉強会の会員。「モンゴル放談会」にも参加されています。いつもお世話になっている、駱駝舎主人 川村光郎氏も登場されます。
事前申し込みが必要なイベントにですので、参加ご希望の方は、こちらの予約ぺーじから
                               ☞▶イベント概要・予約ページ https://misuzuko.net/topic/topic-1218

■ 日 時:2022年11月13日(日) 9:00~15:00 2022もりの国まつり
■ 場 所:松本市美鈴湖オートキャンプ場 もりの国
■ もりもりモンゴショー 11月13日 12:00~14:00
  【モンゴル民謡とモンゴルの暮らし】  佐々木ハスゲレルさん
    モンゴルで広く親しまれる民謡の演奏とモンゴルの人々の「衣食住」に関するお話し
  
    【モンゴルと日本の緑の架け橋】    佐々木勲さん
    モンゴル特産品である毛織物の生産と草原の砂漠化。砂漠化に対する緑化のお話し
  
    【モンゴルの乗りもの】          岡本真祐子さん
     四駆からラクダまで、『乗る』ということについてのお話し
  
    【馬頭琴とモンゴル民謡】         R.Gスチントさん
     馬頭琴の演奏とモンゴルの民謡歌唱

  【1968年 ハルヒラ初登攀の探検談】 川村 光郎さん
     自然との対峙や観天望気の視点についてのお話し   
                
          イベント詳細はこちらから
          イベント詳細 https://www.nap-camp.com/nagano/12232/event_dtl/?campsite_event_id=1399 
          インスタ情報 https://www.instagram.com/m.m.m.camp/



         

信州イスラーム世界勉強会から、定例会中止のお知らせです。
オミクロン株の蔓延状況をから、1月23日(日)にMウィングで開催を予定していた以下の定例会については「開催延期」といたします。
楽しみにしていただいていた皆様、誠に申しわけありません。コロナウィルスの蔓延収束後、改めて企画いたしますので楽しみにお待ちください。


◆特別講義 「アラビアンナイトの時代の人々の食事と健康」

と き:2022年1月23日(日) 10:00~12:30
ところ:Mウィング(松本市中央公民館)3-2会議室
     松本市中央4丁目7番26号
講 師:防衛大学校 教授(総合教育学群外国語教育室)
                      尾崎貴久子 先生


■ 料理教室 「自宅でできる美味しい中東料理のつくり方」

と き:2022年1月23日(日) 13:00~16:30
ところ:Mウィング(松本市中央公民館)調理実習室
講 師:中東料理研究家 加藤 貴美恵 先生



   信州イスラーム世界勉強会のホームページはこちらから ☞ 


信州イスラーム世界勉強界より、1年ぶりの定例会のご案内です。今回は、尾崎貴久子 防衛大学校教授
特別講義「アラビアンナイトの時代の人々の食事と健康」と、 加藤貴美恵先生の「自宅でできる美味しい
中東料理のつくり方」
の2本立てです。どちらか一方での参加でも、両講座の受講も可能です。
ほぼ2年ぶりの定例会の開催です。皆様のご参加をお待ちしています。

◆特別講義 「アラビアンナイトの時代の人々の食事と健康」

と き:2022年1月23日(日) 10:00~12:30
ところ:Mウィング(松本市中央公民館)3-2会議室
     松本市中央4丁目7番26号
講 師:防衛大学校 教授(総合教育学群外国語教育室)
                      尾崎貴久子 先生

     (講師プロフィールは裏面をご参照ください)
参加費:事前登録不要、参加費無料の講演会です。
その他:90名入場可能な会場ですが、参加者が50名以上になる場合入場をお断りする場合があります。


■ 料理教室 「自宅でできる美味しい中東料理のつくり方」

と き:2022年1月23日(日) 13:00~16:30
ところ:Mウィング(松本市中央公民館)調理実習室
講 師:中東料理研究家 加藤 貴美恵 先生
参加費:1,000円(材料費として)
          (学生・留学生・会費振込済の信州イスラーム世界勉強会会員は無料)
その他:食材調達の都合がありますので、参加ご希望の方は「ちらし」末尾の
   「申込用紙」で、事務局宛お名前とご連絡先をご連絡ください。
    参加者が20名以上になる場合は、参加をお断りする場合があります。

定例会の「ちらし」はこちらから ☞ 2022年1月23日定例会

◆ コロナ対応について
   非常事態制限が発令された場合等、開催を中止または延期する可能性があります。
  当日はマスクを着用のうえご参加ください。
  検温計と消毒用アルコールは、会場に用意いたします。
  参加者の皆様には、会場でご連絡先を伺います。

会場でお待ちしています!

  





      

信州イスラーム世界勉強会e-定例会第8弾は、板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表の【趣向を換える観光名所~アヤソフィアの変遷が意味すること】です。お楽しみください1❣

趣向を換える観光名所
マスジド(モスク)に戻ったアヤソフィアの変遷が意味すること

信州イスラーム世界勉強会代表 板垣 雄三
 

地中海から細長いダルダネルス海峡・マルマラ海・ボスポラス海峡を通って黒海に入るその抜け口手前、幅わずか1kmのボスポラス海峡をはさんでアジアとヨーロッパが向かい合うアジア側の街ユスキュダル(スクタリ)を望むヨーロッパ側傾斜地に拡がる都市イスタンブル、この東・西の接点で人類の文明的出会いとその所産のパノラマがかもしだす比類なき風格。

アヤソフィアとボスポラス海峡

トルコ観光をした人は、トルコ(首都はアンカラ、しかし)最大都市イスタンブル(昔はコンスタンティノープルとも呼ばれた)で、きっと訪れたはずのアヤソフィアの印象は鮮明なはず。トルコ旅行はまだ、という人もそのイメージは思い浮かぶのではないか。これまでは博物館だったアヤソフィアが最近マスジド(イスラームの礼拝堂、最近は「モスク」というヨーロッパなまりの語は昔ほど使われなくなった)に戻った。広くイスラーム世界のマスジドの中で、アヤソフィアはその風格も歴史も断然別格だ。

アヤソフィアの威容


NATIONALGEOGRAPHICの「ギャラリー:イスラムが生んだ美しく壮麗なモスク写真17点」がネット上で眺められるので、見比べてみよう。アヤソフィア全景や86年ぶりの礼拝も登場。

 「イスラムが生んだ美しく壮麗な…」というが、アヤソフィアの場合は簡単にそうとばかりは言えない。イスラーム文明は古代のオリエント世界そしてギリシア・ローマの遺産を受け継ぐものであり、アヤソフィアはまさしくそのような歴史伝統が産み出したものだからだ。

続きはこちらのURLから → 【趣向を換える観光名所】


本文内容のご紹介

◆ アヤソフィアの歴史的起源

◆ アヤソフィアの歴史的変遷・変貌

◆ アヤソフィアが象徴するトルコの現在

◆ ジャーミイ博物館としてのアヤソフィアが意味すること



信州イスラーム世界勉強会2月定例会「ピラミッドに射す陽光-タハリール広場の春から10年」を改めてご案内申し上げます。(1月定例会として開催予定でしたが、2月に日程変更しての開催となります。)

板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表のプロローグ、「日韓関係の現状から、明治日本とエジプトとの関係を振り返る」と、
長沢栄治東京大学名誉教授のご講演「ナイルの賜物 エジプト開発の行方」を予定しています。
本年度最後の定例会となります。
2019年は世界情勢も揺れ動き、イスラーム世界の動向と私たちの生活や暮らしとの関わり合いが、はっきりと感じ取れるようになってきました。白い宝石「エジプト綿」が開発の原動力になったエジプトの近代化は、シルクがけん引した信州の近代化と響きあいます。台風19号による水害で、水の恵みと怖さを改めて知った今、「ナイルの賜物」エジプトの近現代をとおして、信州の歩みを考えてみませんか?いつものように、事前予約不要、参加自由な勉強会です。皆様のご参加をお待ちしています。


◆ と き:2020年2月15日(土)13時30分~16時30分 (開場 午後1時)
◆ ところ:松本市勤労者福祉センター 2-2会議室
      (長野県松本市中央1丁目18番1号)
◆ 参加費:(一般)1,000円、(院生・学生・生徒)500円
◆ プログラム
    「日韓関係の現状から、明治日本とエジプトとの関係を振り返る」
               信州イスラーム世界勉強会代表 板垣 雄三
              エジプトが20才の私の関心を引き寄せたわけ
              明治期の日本人は何故エジプトに注目していたか?
              視界を拡げつながりを見抜くことの大事さ
                       (「令和」に湧く日本への気がかり)
    「ナイルの賜物 エジプト開発の行方」 休憩・質疑応答の時間を含みます
◆ 講 師:長沢栄治東京大学名誉教授
   略歴:1953年山梨県生まれ 
   東京大学経済学部卒業後アジア経済研究所勤務を経て、1995年4月東京大学東洋文化研究所助教授
   1998年4月同教授(2019年3月まで) 専門:中東地域研究・近代エジプト社会経済史
   著作:
         『アラブ革命の遺産 エジプトのユダヤ系マルクス主義者とシオニズム』 平凡社2012年
      『エジプト革命 アラブ世界変動の行方』 平凡社2012年        
     『エジプトの自画像 ナイルの思想と地域研究』 平凡社2013年
     『近代エジプト家族の社会史』東京大学出版会 2019年



2019年も、信州イスラーム世界勉強会にさまざまなご支援をいただき誠にありがとうございました。1月18日(土)に開催予定とご案内していた、1月定例会「ピラミッドに射す陽光-
タハリール広場の春から10年」
の日程が変更になりましたので、ご案内いたします。
2月15日(土)に以下の通り開催予定です。直前の日程変更となり、お詫び申し上げます。
板垣雄三信州イスラーム世界勉強会代表のプロローグ、「日韓関係の現状から、明治日本とエジプトとの関係を振り返る」と、長沢栄治東京大学名誉教授のご講演「ナイルの賜物 エジプト開発の行方」を予定しています。

2019年度最後の定例会となります。2019年は世界情勢も揺れ動き、イスラーム世界の動向と私たちの生活や暮らしとの関わり合いが、はっきりと感じ取れるようになってきました。白い宝石「エジプト綿」が開発の原動力になったエジプトの近代化は、シルクがけん引した信州の近代化と響きあいます。台風19号による水害で、水の恵みと怖さを改めて知った今、「ナイルの賜物」エジプトの近現代をとおして、信州の歩みを考えてみませんか?いつものように、事前予約不要、参加自由な勉強会です。皆様のご参加をお待ちしています。


◆ と き:2020年2月15日(土)13時30分~16時30分 (開場 午後1時)
◆ ところ:松本市勤労者福祉センター 2-2会議室
      (長野県松本市中央1丁目18番1号)
◆ 参加費:(一般)1,000円、(院生・学生・生徒)500円
◆ プログラム
  13:30~14:00 「日韓関係の現状から、明治日本とエジプトとの関係を振り返る」
             信州イスラーム世界勉強会代表 板垣 雄三
              エジプトが20才の私の関心を引き寄せたわけ
              明治期の日本人は何故エジプトに注目していたか?
              視界を拡げつながりを見抜くことの大事さ
                       (「令和」に湧く日本への気がかり)
  14:00~16:30 「ナイルの賜物 エジプト開発の行方」 休憩・質疑応答の時間を含みます
◆ 講 師:長沢栄治東京大学名誉教授
  略歴:1953年山梨県生まれ 
   東京大学経済学部卒業後アジア経済研究所勤務を経て、1995年4月東京大学文化研究所助教授
   1998年4月同教授(2019年3月まで) 専門:中近東地域研究・近代エジプト社会経済史
  著作:『アラブ革命の遺産 エジプトのユダヤ系マルクス主義者とシオニズム』 平凡社2012年
     『エジプト革命 アラブ世界変動の行方』 平凡社2012年        

     『エジプトの自画像 ナイルの思想と地域研究』 平凡社2013年
     『近代エジプト家族の社会史』東京大学出版会 平凡社2019年




信州イスラーム世界勉強会2019年9月の定例会は、講演と宴会の2本立てで、遊牧の暮しと知恵をご紹介します。

はじめての東京開催です。
東中野の「PAO COMPOUND」にて、キャラバンサライ・パオさんとの共催です。

第一部は
板垣雄三 信州イスラーム世界勉強会代表
講演「西アジアの暮しの思想」

安仲卓二パオ代表取締役の「アフガニスタン絨毯って何?」

アフガニスタンを核とした遊牧系&部族系羊毛手織り絨毯を扱うカーブル・クラブ(PAO COMPOUND内)で、様々なアフガニスタン絨毯を実地に見学できます。いつものように、どなたでも参加できる自由でオープンな勉強会です。
第二部は、PAO COMPOUNDの屋上とフリースペースをお借りしての、
「羊の丸焼きを食す会」です。じっくりと焼き上げられる羊の丸焼きの調理過程を見学した後、遊牧民の流儀で調理された、香ばしい羊肉を食します。西アジアの暮しと遊牧の知恵に触れる企画です。東中野の「PAO COMPOUND」で、お待ちしています。

■と き:9月21日(土) 
第一部 14:00 受付開始                       
14:30~15:30
「西アジア暮しの思想」                   
15:30~17:00
「アフガニスタン絨毯って何?」
第二部 17:00 受付開始
17:30~19:30
「羊の丸焼きを食す会」
■ところ:PAOCOMPOUND 9F 驢馬駱駝 ろまらくだ
〒164-0003 東京都中野区東中野2-25-6 (裏面参照)                                
■講 師:板垣雄三 信州イスラーム世界勉強会代表
(東京大学名誉教授・東京経済大学名誉教授)
安仲卓二  パオ代表取締役
■参加費:第一部 無料・第二部 4,000円
■その他:第一部のみ、第二部のみの参加も受け付けます。
     第二部に参加ご希望の方は、8月末日までに、信州イスラーム世界勉強会事務局宛、メールにて
     参加者のお名前とメールアドレスをご連絡ください。E-mail : info@shinshu-islam,com
     折り返し、要綱と申込用紙をご送付いたします。
     第一部のみ参加の場合は、事前予約不要です。直接会場へお越しください。

PAO COMPAUNDのご案内はこちらから ☞ 



2019年7月の定例会は、パレスチナ刺繍を紹介する
「パレスチナ刺繍の世界へのお誘い」です。
昨年、「パレスチナ刺繍-クロス・ステッチの世界」を上梓された臼杵良子さんから、パレスチナ刺繍の特徴と歴史、刺繍パターンに込められた物語、パレスチナ社会の中に息づく様子をご講演いただき、作品紹介と実際に制作に取組むことで、パレスチナ刺繍をご紹介します。「NPOパレスチナ子どものキャンペーン」のご協力をいただき、「パレスチナ刺繍の会」との共催です。初めての長野開催です。男女を問わず、皆様の参加をお待ちしています。


  実習で制作する「くるみ釦ブローチ」です!




パレスチナ刺繍に寄せる想い
         ~信州イスラーム世界勉強会 代表 板垣 雄三~
パレスチナ女性の伝統衣装のアクセントは、その胸飾りの刺繍の精妙な美しさである。それをまとう人の、慕わしさ・気高さ・奥ゆかしさがいや増すだけでなく、郷土や共同体の文化の根深さ・堅固さ・安定感をそこはかとなく発散させている。

そればかりでなく、パレスチナ人の家庭では、生活の中で、服飾に・調度に・壁や床の装飾に、刺繍が満ち溢れてもいる。土地を奪われ、住家を破壊され、投獄や追放で家族を分断され、封鎖と失業とで食うや食わず・病気の治療も許されぬ状態におかれ、世界に散らばる難民の運命を背負わされても、刺繍そして詩とともにある暮らしが、人間としての尊厳を護りぬく闘いそのものともなるのだ。

考えてみれば、刺繍も詩も、人類文明の、そしてイスラーム世界の、起源というべき中東の〈お家芸〉ということができるネットワーク思考の産物である。片や糸で、片やことばで、意表をついた「つながり」のネットワーク世界を、均整と飛躍と含蓄とを 併せもったイメージとして描きだす仕事ではないか。
人類が混迷の行き詰まりからの脱出口をネットワーキングにこそ模索しなければならないこんにち、パレスチナ刺繍に寄せる想いは、縦横に拡がるばかりだ



■と き:7月20日(土) 13:30~16:30
■ところ:信州大学教育学部中校舎(管理棟)М301講義室
      長野県長野市西長野6番地  公共交通機関でお越しください。     
      
■プログラム
第一部 
 13:00       受付開始 
 13:30~14:20 パレスチナ刺繍の魅力 
               臼杵 良子 先生 (パレスチナ刺繍研究家)
 14:20~14:35  パレスチナ子どものキャンペーン活動紹介
 14:35~14:45 パレスチナ刺繍帯の作品紹介
第二部 
 15:00~16:30 刺繍講習会(実習) くるみボタンブローチを作ります。
                      持ち物 ノート・筆記具・裁縫道具(あれば)、
                     材料・針・はさみは主催者側で用意いたします。

 作品のチャリティー販売もあります。

■ 参加費
  一般 1,000円 学生・院生 500円 (材料費含む)    
  (年会費納入済みの会員は、参加費免除となります。)
  参加自由・飛び入り参加歓迎ですが、刺繍実習については最大50人を予定 しています。   
   実習については、人数多数の場合先着順となります。
  刺繍実習参加ご希望の方は、以下の信州イスラーム世界勉強会のメールアドレスへ、お名前・連絡先を
  メールしていただければ、お席を確保しておきます。
   info@shinshu-islam.com

■ 講師紹介
  臼杵良子 先生 パレスチナ刺繍研究科
  臼杵陽氏(日本女子大学文学部教授・図書館長 現代中東政治研究の専門家 
  著書「イスラエル」 岩波書店、「世界の中のパレスチナ問題  講談社現代新書 他多数)に同伴して
  現地滞在のご経験が長く、パレスチナ刺繍の優美さに感動して、その研究家となる。 
  著書 「パレスチナ刺繍―クロスステッチの世界―」 モチーフ編・解説編 駱駝舎 

■ 共催

   信州イスラーム世界勉強会                        
   パレスチナ刺繍の会

■ 協力 NPOパレスチナ子どものキャンペーン
           パレスチナ刺繍帯プロジェクト by ICEJ
                                                                   

  
 【会場地図】
  
   












                                       【キヤンパス案内】
                                                                

2019年度最初の定例会は、
鹿島 正裕金沢大学名誉教授・前放送大学石川学習センター所長のご講演
「チュニジアの民主化~その歴史的背景と現状~」です。
古くは交易の民フェニキア人がカルタゴを建国した地であり、ジャスミン革命によって「アラブの春」の
端緒となった国であるチュニジア。
チュニジアの民主化は、国際情勢や遠く離れた日本の行方と不思議に響きあいます。令和になって最初の
定例会に、多数の方のご参加をお待ちしています。

◆ と き:5月18日(土)13:30~16:30
◆ ところ:松本市中央公民館(Mウィング)4-4会議室
◆ 講 師:鹿島 正裕 先生
   金沢大学名誉教授・前放送大学 石川学習センター所長
◆ 演 題:「チュニジアの民主化~歴史的背景と現状~」     
◆ 参加費:一般1,000円 学生500円
   年会費納入済みの信州イスラーム世界勉強会会員は参加費免除
  ( 会員登録は会場でも受け付けます。)

◆ 講師略歴
 1948年新潟県生まれ。
 1971年東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業
 1979年同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学
 2001年「中東戦争との関連における米国・エジプト関係史の研究」東京大学博士(学術)
 1980-82年エジプト・カイロ大学文学部客員助教授
 1982年金沢大学法学部専任講師
 1984年助教授
 1988年教授
 2008年同人間社会学域国際学類教授
 2013年定年退任、名誉教授
 2014-18年放送大学特任教授、石川学習センター所長。

◆ 主要著書
 『ハンガリー現代史』亜紀書房 現代史叢書、1979
 『カイロ大学より』三修社、1985
 『中東戦争と米国 米国・エジプト関係史の文脈』御茶の水書房、2003
 『中東政治入門 現状はどのように生まれたか』第三書館、2010
 {増補新版}『中東政治入門 アラブの春とその背景』第三書館、2013


お問合せ先 (お問い合せは平日の10:00~17:00にお願いします。)
信州イスラーム世界勉強会 事務局
〒390-3813 松本市埋橋1-8-7
アルプスシャツ(株) 内
☎ 0263-50-5514 0263-33-9133
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