川村さんと板垣雄三本会代表のトークセッション【月刊回教圏復刻の思い出】も同時開催されます。
お楽しみに!
と き:1月19日(土)
ところ:松本市第3地区公民館
〒390-0811長野県松本市中央4丁目7-28
松本駅お城口から県の森公園方面へ直進 勤労者福祉センター入り口交差点左折
突き当り手前 勤労者福祉センター南隣
プログラム
13:30~14:20 「本との出会い・人との出会い・アジアとの出会い」
講演者 駱駝舎主人 川村 光郎 氏
14:30~15:20 「イスラームを伝える絵本、イスラームを楽しむ絵本」
講演者 東京大学教養学部非常勤講師 前田 君江 氏
15:30~16:00
トークセッション 「月刊回教圏復刊の思い出」
~月刊回教圏と回教研究所~
駱駝舎主人 川村光郎 氏/板垣雄三 本会代表
料 金:参加費:一般1000円、学生500円、(年会費納入済みの信州イスラーム世界勉強会会員は、料金免除)
講師紹介:
川村 光郎 氏 元出版社ビブリオ代表取締役 駱駝舎主人
ビブリオ代表取締役として海外出版物を主として扱う。
「月刊回教圏」の復刻・「日蒙漢辞典」等を出版。
駱駝舎主人として、「パレスチナ刺繍・クロスステッチの世界」等を出版
“The Turk-Tatar diaspora in Northeast Asia : transformation of consciousness:
a historical and sociological account between 1898 and the 1950s”
(『北東アジアに於けるチュルク・タタール人の離散』)
前田 君江 氏 東京大学教養学部 非常勤講師 小諸市出身
訳書に「ラマダンのお月さま」 (解放出版社2016)
「イードの贈り物」(光村教育図書2017)

「これは1990年に私(川村氏)が起ち上げた「モンゴルに教科書を送る会」が募金活動で得た資金で6万冊を制作し、モンゴル国に寄贈した教科書です。ソ連崩壊後、モンゴルの民主化運動の目標の一つであった「伝統的なモンゴル文字の復活」のために子供達にモンゴル文字を教えるためのものでした。スターリン時代にモンゴル文字の使用を廃止しロシヤ文字(キリル文字)の使用を強制されていました。半世紀に亘ってそのような状態が続いたために、モンゴル文字の活字は潰され、活字を組む職人もいなく なってしまった時に民主化運動が始まったものの、教科書を作るにはどうすればよいか相談を受け、モンゴル側が教科書の原稿を作成してくれれば、私はそれを基に日本で活字を作って本の形にしましょうと約束しました。いろいろな経緯がありましたが、92年の新学期に間に合うように制作し、6万冊を文部大臣を通して全国の小学校に渡すことが出来ました。」
2.「古書手帳」
「アジア・アフリカ書籍専門店としてのビブリオを閉鎖して、東京古書組合に入って古書を専門に扱うようになったのですが、2012年に中央線支部の機関誌部長をしていたときに編纂したものです。本来は組合員だけのためにつくった手帳の一部を別刷りにしたものです。小冊子ながら内容は和本から洋古書までの用語集が中心で、西暦・和暦対照表などもあって、本の愛好家にとっても大変役に立つと評判になり、読売新聞でも小さなコラムで取り上げられました。改訂版は作っておらず、絶版書です。」

ないし欧亜の視野で考えなおす」です。信州人には身近な話題である「満蒙開拓」を、
世界史的な視野で見直してみようという試みです。全国から関心を待つ方々がラウンドテーブルを囲みます。注意深い聞き手として、また自由な発話者として試みに立ち会ってみませんか。
いつものように、事前予約不要のどなたでも参加ができる勉強会です。どうぞお見逃しなく。
1930年代の同時期に、一方で「満蒙開拓」の名による満州への移民送り出しと、他方、ナチズムとシオニズムが手を組んでパレスチナへのユダヤ人移民送り出しとが、それぞれ大規模に展開されました。アジアの東と西とでの、これら二つの動きを見比べる、これまでなぜか見落とされてきた試みへの着手に、立ち会ってみませんか。今回は、まず「西」のほうから「東」を見て、どのような着眼点が浮かんでくるか、それをめぐって対話しあうことになります。全国各地から関心をもつ方々の参加を得て、実りある発見を分かち合うことができるよう希望しています。ラウンドテーブルを幾重にも囲む市民と研究者とが、自由な発話者として、あるいは注意深い聴き手として。ともに多くのヒントを引き出そうではありませんか。
と き:12月15日(土) 13:30~16:30
ところ:松本市勤労者福祉センター大会議室
長野県松本市中央4丁目7-26 (イオンモール東松本南側)
JR松本駅「お城口」より徒歩15分
参加費:一般1,000円 学生・院生 500円
コーディネーター:
上條宏之(信州大名誉教授)・板垣雄三(東京大名誉教授・本会代表)
問題提起:
臼杵陽(日本女子大教授、パレスチナ・イスラエル)/森まり子(跡見学園女子大教授、シオニズム)/
長沼宗昭(元 日大教授、ヨーロッパのユダヤ人差別・棄民)/芝健介(東京女子大名誉教授、ナチズム)/小川幸司(長野県高校教員、世界史批評)
対 応 者:
本島和人/齊藤俊江/原英章(以上、飯田市歴史研究所調査研究員)/
伊藤純郎(筑波大教授、日本近代史・歴史教育学)/大日方悦夫(元 長野県立高校長、分村移民拒否の
思想)/小島庸平(東京大講師、社会経済史)/小林信介(金沢大准教授、経済史)/玉野井麻利子
(UCLA教授、人類学)/安岡健一(大阪大准教授、農業史・移民史)
(敬称略)
主 催:信州イスラーム世界勉強会
問合先:信州イスラーム世界勉強会事務局
松本市埋橋1-8-7 アルプスシャツ(株)内
TEL 0263-50-5514 (平日の営業時間内の対応となります。)
e-mail info@shinshu-islam.com
信州イスラーム世界勉強会のホームページはこちらから☞

2018/11/07
特別行事「パレスチナ映画を観る会」 11月10日(土)開催です。
岡真理京都大学大学院教授・板垣雄三本会代表の トークセッション「“デグラデ” 《封鎖》によって崩れゆく社会」も同時開催されます。 開催場所は、「上土(あげつち)劇場」。松本シネマセレクトと共催の特別行事です。
皆様のご来場を御待ちしています❣
と き:11月10日(土) 2部構成(入替制)
ところ:上土(あげつち)劇場 〒390-0874長野県松本市大手4丁目7-2
(旧 ピカデリーホール 会場のご案内はこちら http://age-geki.jp/)
プログラム
第一部と第二部は入替制です。トークセッションには、映画「オマールの壁」、「ガザの美容室」のいずれかを鑑賞された方は、無料で参加できます。
第一部:
9:00 開場・受付開始
9:30~ 9:45 映画「オマールの壁」鑑賞の為に 岡 真理 京都大学大学院教授
9:45~11:25 映画 「オマールの壁」
11:30~12:00 解説 ~「占領」と「密告」~ 岡 真理 京都大学大学院教授
第二部
13:00 開場・受付開始
13:30~14:00 映画「ガザの美容室」鑑賞の為に 岡 真理 京都大学大学院
14:00~15:25 映画「ガザ」の美容室
トークセッション 「“デグラデ” 《封鎖》によって崩れゆく社会」
15:30~16:30 岡 真理 京都大学大学院教授
板垣 雄三 本会代表(東京大学名誉教授)
料 金:
当日券\1,800 /学生・院生 \1,400 メール・FAX予約 \1,500
本会メールアドレス(info@shinshu-islam.com宛、お名前をご連絡ください。
年会費納入済みの信州イスラーム世界勉強会会員は、料金免除となります。
松本シネマセレクトメンバーズ 一般\1000/大・高生¥800


と き:11月10日(土) 2部構成(入替制)
ところ:上土(あげつち)劇場 〒390-0874長野県松本市大手4丁目7-2
(旧 ピカデリーホール 会場のご案内はこちら http://age-geki.jp/)
プログラム
第一部:
9:00 開場・受付開始
9:30~ 9:45 映画「オマールの壁」鑑賞の為に 岡 真理 京都大学大学院教授
9:45~11:25 映画 「オマールの壁」
11:30~12:00 解説 ~「占領」と「密告」~ 岡 真理 京都大学大学院教授
第二部
13:00 開場・受付開始
「“デグラデ” 《封鎖》によって崩れゆく社会」
岡 真理 京都大学大学院教授
板垣 雄三 本会代表(東京大学名誉教授)
第一部と第二部は入替制です。トークセッションには、映画「オマールの壁」、「ガザの美容室」のいずれかを鑑賞された方は、無料で参加できます。
料 金:

当日券\1,800 /学生・院生 \1,400 メール・FAX予約 \1,500
本会メールアドレス(info@shinshu-islam.com宛、お名前をご連絡ください。
年会費納入済みの信州イスラーム世界勉強会会員は、料金免除となります。
松本シネマセレクトメンバーズ 一般\1000/大・高生¥800
トークセッションのみの参加 一般\1000/大・高生¥500
主 催:信州イスラーム世界勉強会
NPO法人コミュニティシネマ 松本シネマセレクト
***岡 真理(おか・まり)先生 略歴***
アラブ文学者、京都大学[院]人間・環境学研究科教授
中東現代文学研究会代表、朗読集団「国境なき朗読者」主宰
[著書]
『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房)、

『棗椰子の木陰で:第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社)
『イスラームにおける女性とジェンダー:近代論争の歴史的根源』
(法政大学出版会)
『彼女の「正しい」名前とは何か:第3世界フェミニズムの思想』(青土社)
『記憶/物語』(岩波書店)、ほか。
[訳書]
アーディラ・ラーイディー
『シャヒード、100の命:パレスチナで生きて死ぬこと』(インパクト出版会)
サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ:パレスチナの政治経済学』 (青土社)
ターハル・ベン・ジェルーン『火によって』(以文社)、ほか。
[映画解説・評論]も活発に行なっている。
12月の例会は、ラウンドテーブル 「〈満蒙開拓〉をアジア東西ないし欧亜の視野で考えなおす」です。
コーディネーターは、上條宏之 信州大学名誉教授、 板垣雄三 東京大学名誉教授(本会代表)、パネリストは臼杵 陽 日本女子大学教授 (パレスチナ・イスラエル)、森まり子 跡見学園女子大学教授 (シオニズム)、長沼宗昭 (元)日本大学教授 (ヨーロッパのユダヤ人差別・棄民)、
芝 健介 東京女子大学名誉教授 (ナチズム)、対応者は、本島和人 飯田市歴史研究所 (元)調査研究員、齊藤俊江 飯田市歴史研究所 (前)調査研究員、原英 章 飯田市歴史研究所調査研究員ほか.満蒙開拓問題研究者の方々
詳しくはこちらから ☞ http://muslimworldnews.naganoblog.jp/

2018/10/02
「黒田壽郎そして井筒俊彦を介してイスラーム理解を考えなおす」
東洋であれ西洋であれ海外に出かけた 日本人が、イスラームの文化・文明に関心をもっていると言えば、「イズツ・トシヒコをお前はどう思う?」と質問されたりします。井筒の名声がそれほど高いことを、日本社会は知らないのです。彼のイスラーム認識の深さ・広さを確認しそれを客観的に検討するのを助けてくれる講演を、彼から直接学び大きな影響を受けた黒田壽郎(としお)さんにお願いし、快諾してもらっていたのです。ところが、たいへん残念なことに、黒田さんは去る5月6日急逝されてしまいました。彼は井筒を継ぎながら、また独自の仕事によって、井筒とは異なる仕方で、イスラーム認識の地平を大きく拡げた人です。そこで、黒田と交わりをもち井筒の仕事からも学んだ人々の中から、思想研究の分野で一線の活躍をされているお二人にお願いし、それぞれ異なる位置より、黒田そしてその背後に聳える井筒という高き峰々の眺望を語っていただきます。
と き:10月20日(土)13:30~16:30
ところ:松本市勤労者福祉センター 3-1会議室 長野県松本市中央4丁目7-26 (イオンモール南側)
プログラム:
講演(問題提起)
今澤紀子 フェリス女学院大学講師
鈴木規夫 愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授
ディスカッション
参加者だれでも自由に質問も発言もできます
講演者:
鈴木規夫 愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授
政治哲学、イスラーム思想、平和研究
著書 『日本人にとってイスラームとは何か』(ちくま新書)
『光の政治哲学:スフラワルディーとモダン』
『現代イスラーム現象』(以上、國際書院)、ほか。
今澤紀子 フェリス女学院大学講師
アラブ・イスラーム思想研究
翻訳 エドワード・サイード『オリエンタリズム』上・下(平凡社ライブラリー)
参加費:一般1000円、学生500円、勉強会会員は無料
❏ 黒田壽郎(1933~2018)
慶応義塾大学で井筒俊彦の教えを受け、カイロ大学、イラン王立哲学研究所などの教授を歴任、国際大学名誉教授。地域文化学会創立者の1人。著書:『イスラームの構造:タウヒード、シャリーア、ウンマ』、『格差と文明:イスラーム、仏教、現代の危機』(以上、書肆心水)、『イスラームの心』(中公新書)、『イスラーム 辞典』(東京堂出版)、ほか著編訳書、多数。
❏ 井筒俊彦(1914~93)
国際的にその学識を注目された言語学者、イスラーム学者、東洋思想・神秘思想研究者。
日本語訳『コーラン』上中下(岩波文庫)、『井筒俊彦著作集』全11巻・別巻(中央公論社)があるが、『イスラーム生誕』・『イスラーム思想史:神学・神秘主義・哲学』・『意識の形而上学:「大乗起信論」の哲学』(以上、中公文庫)、『イスラーム哲学の原像』(岩波新書)、『イスラーム文化:その根底にあるもの』・『意識と本質:精神的東洋を索めて』(以上、岩波文庫)、『コーランを読む』(岩波セミナーブックス)、『意味の深みへ:東洋哲学の水位』・『コスモスとアンチコスモス:東洋哲学のために』(以上、岩波書店)、など。また英文著作の多くも、和訳されている。

杉山文彦時事通信解説委員のご講演「「メディアは何故『イスラーム原理主義』の台頭を見逃したのか」
~アフガニスタン報道の現場から~」第2部は、杉山解説委員・信濃毎日新聞工藤信一論説委員・板垣雄三本会代表の鼎談「海外ニュースをどう読むか」。「報道の良心」とは何か「読み手の良識」とは何かを、
改めて考えさせられた例会でした。
「メディアは何故『イスラーム原理主義』の台頭を見逃したのか~アフガニスタン報道の現場から~」の
ご講演録をHPにアップしました。
こちらのバナーから☞

10月例会の予告です。
信州イスラーム世界勉強会10月例会は、フォーラム
「黒田壽郎そして井筒俊彦を介してイスラーム理解を考えなおす」です。
と き:10月20日(土)13:30~16:30
ところ:松本市勤労者福祉センター 3-1会議室 長野県松本市中央4丁目7-26 (イオンモール南側)
プログラム:
講演(問題提起)
鈴木規夫 愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授
今澤紀子 フェリス女学院大学講師
ディスカッション:参加者だれでも自由に質問も発言もできます。
プログラム・講師略歴等改めてご案内いたします。お楽しみに!

9月例会は、時事通信社解説委員(前 当会事務局長)杉山文彦氏の講演 「メディアは何故『イスラーム原理主義』の台頭を見逃したのか~アフガニスタン報道の現場から~」と、鼎談「日本メディアの海外報道について考える」の2本立てです。会場は、信毎メディアガーデン3階スタジオ。皆さんのご来場をお待ちしています❕
講演 「メディアは何故『イスラーム原理主義』の台頭を見逃したのか~アフガニスタン報道の現場から~」の内容をご紹介します。講師は、時事通信解説委員 杉山文彦氏。信州イスラーム世界勉強会発足時の事務局長です。
◇アフガニスタンとはどういう国か
◇過激派の台頭と国際テロ
◇過激派台頭を見逃した理由
◇イスラーム世界理解の必要性
改めてのご案内です。
信州イスラーム世界勉強会 9月例会
「国際ニュースをどう読むか ~イスラームとメディア報道~」
と き:平成30年9月22日(土) 13:30~16:30
ところ:信毎メディアガーデン3階 スタジオ 〒390-8585 長野県松本市中央2-20-2
メディアガーデンのご案内はこちらから → https://www.shinmai-mediagarden.jp/
~プログラム~
13:00 受付開始
13:30~15:00
講演 「メディアは何故『イスラーム原理主義』の台頭を見逃したのか
~アフガニスタン報道の現場から~」
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 鼎談 「日本メディアの海外報道について考える」
質疑応答の時間を含みます。
講 師:時事通信解説委員兼Janet編集長 前本会事務局長 杉山 文彦 氏
鼎 談:杉山文彦 時事通信社解説委員/工藤信一 信濃毎日新聞論説委員/板垣雄三 本会代表
参加費:一般 1,000円/学生・院生 500円/信州イスラーム世界勉強会 会員 無料
信州イスラーム世界勉強会の例会は、事前予約不要・参加自由!どなたでも参加いただけます。
信州イスラーム世界勉強会 9月例会
「国際ニュースをどう読むか ~イスラームとメディア報道~」
と き:平成30年9月22日(土) 13:30~16:30
ところ:信毎メディアガーデン3階 スタジオ 〒390-8585 長野県松本市中央2-20-2
メディアガーデンのご案内はこちらから → https://www.shinmai-mediagarden.jp/
~アフガニスタン報道の現場から~」
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 鼎談 「日本メディアの海外報道について考える」
質疑応答の時間を含みます。
講 師:時事通信解説委員兼Janet編集長 前本会事務局長 杉山 文彦 氏
鼎 談:杉山文彦 時事通信社解説委員/工藤信一 信濃毎日新聞論説委員/板垣雄三 本会代表
参加費:一般 1,000円/学生・院生 500円/信州イスラーム世界勉強会 会員 無料
信州イスラーム世界勉強会の例会は、事前予約不要・参加自由!どなたでも参加いただけます。


2018/07/16

と き:7月21日(土) 13:30~16:00
ところ:松本市勤労者福祉センター 大会議室
松本市中央4丁目7番26号
講 師:一橋大学名誉教授 イスラーム文明との未来対話世話人
加藤 博 先生
参加費:一般 1,000円 学生500円
(信州イスラーム世界勉強会会員 無料)
後 援:松本商工会議所、MGプレス
その他:事前登録不要、どなたでもご参加いただけます。
講義内容の概略を紹介します。
起 ~経済とは?~
❖ 講義の経済と狭義の経済
❖ 「社会に埋め込まれた経済」~カール・ポランニー(1886~1964)
承 ~イスラーム経済の基本構造~
❖ 経済ビジョンと経済プログラム
❖ イスラームの経済ビジョンにおける二つの特徴
❖ イスラーム経済のダイナミズム
❖ 合法性を担保する弁証手続き
転 ~制度と思想に見るイスラーム経済~
制度に見るイスラーム経済 ワクフ制度
思想に見るイスラーム経済
❖ イブン・ハルドウ-ンの文明論
❖ イブン・ハルドウ-ンの経済論
❖ 市場(金融・情報センター)としての都市
❖ 楽観的な市場観
結 ~複線的経済発展径路~
❖ イスラーム経済の基本構造の特徴
❖ イスラームにおける所有観
❖ イスラーム事業体の運営上の特徴
❖ 短期的な契約観 ~イスラームと伝統中国~
❖ 市場経済と資本主義
❖ 現代におけるイスラーム経済の復興の拝啓
❖ ジェイコブズの都市論
信州イスラーム世界勉強会のホームページはこちらから

❖講演会は、特別講義 イスラーム経済への見方~経済発展の多様な経路~、
加藤博一橋大学名誉教授の講演会です。参加自由、事前登録不要のいつものスタイルです。
イスラーム金融、イスラーム経済のみならず、開発問題や経済発展に興味のある方必聴です。
❖料理教室は特別行事 ~おもてなし文化の中核 アラブ料理教室~、
料理研究家加藤貴美恵先生の料理教室です。アラブのおもてなし料理を実際に調理し試食します。設備の制約から10名の限定募集。末尾の申込フォームでお早目にお申し込みください。
特別講義 イスラーム経済への見方~経済発展の多様な経路~のご案内
と き:7月21日(土) 13:30~16:00
ところ:松本市勤労者福祉センター 大会議室
松本市中央4丁目7番26号
講 師:一橋大学名誉教授 イスラーム文明との未来対話世話人 加藤 博 先生
参加費:一般 1,000円 学生500円
(信州イスラーム世界勉強会会員 無料)
後 援:松本商工会議所、MGプレス
その他:事前登録不要、どなたでもご参加いただけます。
特別行事 ~おもてなし文化の中核 アラブ料理教室~
と き:7月21日(土) 9:00~12:30 (試食の時間を含みます。)
ところ:Mウィング(松本市中央公民館) 調理実習室
松本市中央4丁目7番26号
講 師:料理研究家 加藤 貴美恵 氏
参加費:材料費 1,500円
(信州イスラーム世界勉強会会員 無料)
アラブ料理教室にて、調理・試食予定の料理です

左から ホンモス(エジプト豆のペースト)、サラダ・ビラーティ(シリア・ヨルダンのペースト)、
ババ・ガンヌージュ(茄子のペースト)、モロヘイヤのスープ、マクルーバ(ハラール鶏肉と野菜)
画像はすべてホームページ「中野堯子と加藤貴美恵の中東料理教室 」より
加藤博先生の略歴
1948年 香川県生まれ
1974年一橋大学商学部卒業、1976年同大大学院経済学研究科修士課程修了。
1977年から79年までカイロ大学留学。1980年一橋大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。
1980年東京大学東洋文化研究所助手、1985年東洋大学文学部専任講師、1988年助教授、
1990年一橋大学経済学部助教授、1991年教授、1998年同経済学研究科教授。
2012年定年、同大特任教授就任及び、一橋大学名誉教授。
1982年から1984年までカイロ大学留学。
1983年「エジプトにおける私的土地所有権の確立」で一橋大学経済学博士。
1994-1996年日本オリエント学会理事
1997-2002年国立民族学博物館地域研究企画交流センター教授
1997-2000年歴史学研究会編集長、2000-2003年日本中東学会会長
2015-2016年東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー。
公益財団法人中東調査会参与等も務めた
1980年流沙海西奨学会賞受賞、1985年日本オリエント学会奨励賞受賞、1993年アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞受賞、
2012年、国際社会で顕著な活動を行い世界で『日本』の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれた。
著書
『私的土地所有権とエジプト』社会創文社、1993.2.
『文明としてのイスラム 多元的社会叙述の試み』東京大学出版会、1995.11. 中東イスラム世界
『アブー・スィネター村の醜聞 裁判文書からみたエジプトの村社会』創文社、1997.11.
『イスラーム世界の危機と改革』山川出版社、1997.3. 世界史リブレット
『イスラム世界の常識と非常識』淡交社、1999.3.
『イスラム世界論 トリックスターとしての神』東京大学出版会、2002.4. 東洋叢書
『イスラム世界の経済史』NTT出版、2005.7. ネットワークの社会科学
『「イスラムvs.西欧」の近代』2006.3. 講談社現代新書
『ナイル 地域をつむぐ川』刀水書房、2008.7. 世界史の鏡
『イスラム経済論 イスラムの経済倫理』書籍工房早山、2010.4. 社会科学の冒険
『ムハンマド・アリー―近代エジプトを築いた開明的君主』 (世界史リブレット人)、2013.8. 山川出版
信州イスラーム世界勉強会のホームページはこちらから
